ガーミンから新型パワーメーター兼空気抵抗センサー「Vector™Air」がリーク!?

どうも、せんちゃんです。

最近疲れすぎてヤバい、週末はロードそこのけで一日寝てばっかり、ダメ人間です。

さて、今回はマイナーな海外自転車メディアを見ていたら見つけたネタを一つ

元ネタhttps://www.bicycling.com/bikes-gear/a29788744/garmin-vector-air-news/

ガーミンがパワーメーター兼空気抵抗センサーを出すらしい

この意図まったく意図していなかったリークでは、webサイトのブラウジング中に一瞬だけ会社の商品ページに現れたものをスクショしたものがある。

画像のリンクは壊れているが、商品の概要は完璧だった、近いうちに発表があるのだろう。

画像はないものの、説明はしっかりしている。

商品紹介によると、新しいVector™Airの機能はすでにほかのメーカーが市場に出しているものに似ている。

velocompのpowerpodやArgon18傘下のNotioが出しているKONECTなど、空気抵抗からパワー値を推定するタイプのパワーメーターのようです。

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戦闘機のピトー管みたいなもん

ただそれらと異なるのは、ガーミンのブランドの認知度、そしてユーザーの数である。(正直なところ前に挙げた二つはマイナー、というかキワモノです)そして、ガーミンは完成されたエコシステムを持っています、新しいエアロセンサーと、自前のパワーメーター、ヘッドユニットとしてのサイコン、それらすべてを統括するデータのプラットフォームの存在が大きい。

エアロセンサーは正直ニッチな製品だ。

しかし、今ガーミンはエアロセンサーを表舞台に引き上げようとしている

価格と機能など

もし、ここでスクショされたものが正しいのであれば、Vector™ Airの値段は300$(今日のレートで32630円)であり、低価格のパワーメーターとして、またはダイレクトにパワーを計測する類のパワーメーターと組み合わせたときはリアルタイムでの空気抵抗を表示することのできるものになる。

商品ページでの説明

Vector™ Airはバイクの前方につけるタイプの風速センサーでアウトフロントブラケットの下部であるとか、エアロバーのサイコンマウントの下につけて使用する。そして対応するガーミンのサイコン、およびスピードセンサーと連携させたときには風速を利用してライダーのパワーを算出するようにできている。

商品ページの説明によれば

パワーデータはライダーの速度、加速、そして生理学的なデータに基づいて算出する、この生理学的なデータにはあなたの体重だけでなくバイクの重量も含まれる。そしてあなたが立ち向かっている風のデータとも比較しパワーが算出されるようになっているのである。

詳細すぎる説明

そしてダイレクトにパワーを計測するセンサーと組み合わせたときには空気抵抗のデータ、ないしはCda値(前方投影面積と空気抵抗係数をかけ合わせて算出される値、小さいほうがいい)をリアルタイムで表示することが可能になる。

このことがライダーにポジションや機材による違いを明らかにする。

上ハンを握るか、下ハンを握るか、25㎜のリムハイトのホイールにするか、65㎜のディープリムにするか、そしてライダーは繰り返し条件を変えてテストと比較を繰り返すことによってどの組み合わせ、どのポジションが空気力学的に最も優れているのかを考えることが可能になる。

または単純にリアルタイムでの風向風速のデータ表示するのにも使える。

総じてVector™ Airが果たす機能は先述の二つによく似ている。velocompが100$、Notioが950$という違いはあるが……

キャリブレーション、サイズその他について

特徴について記載したページによれば、本体は52gで50×68×20㎜のサイズでバッテリーはおよそ40時間もつ、通信規格はANT+とBluetoothの双方に対応している。

すでにパワーメーターを利用されている諸氏に置かれては何よりも面倒な「キャリブレーション」の問題が付きまとうが、最初にこれを取り付けたときのデータをもとにライドごとに修正を加えるようにできている。

ほかのバイクにつけることももちろん可能だが、もう一度キャリブレーションしなおす必要が出てくる。

そっくりのプロダクト

ウラ話的なsomething

Vector™ Airは完璧に驚きだった。ガーミンはアルファマンティスという企業を2017年に買収しているが、重要なのはこの企業が新しい製品と酷似した風速センサーに「固執」していたことだ。固執しすぎるあまりにマスプロダクトとして販売するには至らなかったが……アルファマンティスはベロドロームでのエアロダイナミクスつともサービスの一つとしていた、今ではTrack  Aero System としてガーミンが同様のサービスを提供している。

これねこれ

まとめ Vecotor™Airによって見えてくるエアロダイナミクスの未来

Cdaの計測が可能かつ風向、風速のデータが収集可能である、ということを考えると、ガーミンコネクトでそれを分析することが可能になると同時に、全世界的に様々なサイクリングルートに沿って風向、風速のデータの正確なデータを提供できる日も近いだろう。

気になるのは発売日だが、発売日はいつ?とカスタマーサービスに聞いてみたらしいが、興味を持ってくれてありがとう!でも未発表の製品についてはコメントできないわ、と返されてしまったらしい。

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