なぜ、Bianchiのバイクなのか(圧倒的成長社新書)

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この間大学からの帰りの電車の中、昔死ぬほど好きだった女の子によく似た女性を見かけ、過去の記憶がフラッシュバック、あの子だったかもしれないし、あるいはそうでなかったかもしれない、僕にはそれさえ分からない(村上春樹)となっています。その上発熱でダウンしてました、圧倒的成長丸です。
※丁度聴いていたのはL’Arc~en~Cielの「lies and truth」
 混んだ京急の車内、君が見えなくて~♪ 見えなくて~♪(何度も呼び掛けちゃいません、その人かどうか分からないもの。リスクは、冒さない、これが圧倒的奥手のスタイルです。)
そんなことはあとでよろしい、今日は何故Bianchiのバイクを選んだのかについてお話をしたいと思います。
世間でBianchiといえば、イタリア~ンでトレンディなバイク、君と行きたい、パレスサイクリング(小石田純一)か、可愛い町乗りクロスバイクの代名詞、ないしは人気の漫画『弱虫ペダル』のキャラクター「荒北靖友」の愛機、といったイメージでしょう。
イメージはこの際正直どーでもいいです(前置きが長い)。
僕がBianchiのバイクを選んだのは伝説のヒルクライマー「マルコ・パンターニ」に強烈な憧れを抱いているからです。
↓ここより回想
カバディで靭帯を断裂し、その後再建、ゲソゲソになってしまった筋肉、病院のベッドの上で、僕は泣きそうでした。「女の子とキャッキャウフフ、ちんちんかもかも出来ないというのは痛いほどよく分かったから(大嘘、隙あらば僕だってまだまだやる気はあります)せめて身体を動かして、真面目に勉強するだけでも、と思っていたのに……こんなの酷いでゴザルゥ……ンギィィィ!! 神様的なものが存在するなら、何故かくも苛烈なる人生を与えたもうたのだ! 『人間万事塞翁が馬』とは言うが、馬に逃げられたあと、そのまんまの勢いで破産して一家離散、全員野垂れ死にレヴェルだぜ! 」創部からドクドクと流れる血が袋に溜まっていくのを見ながら、上半身だけでバタバタと僕はもがきました。そして、足のリハビリになる運動を探しはじめ、ロードバイクを見つけます。そして、各社サイトを見て回り、チェレステカラーが印象的なBianchiにたどり着き、ブランドヒストリーまで見たところで「偉大なチャンピオン」としてマルコ・パンターニの名前が挙がっていました。
気になった僕はすかさずGoogle検索
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画像はサイクリストサンスポより、この時のバイクはウィリエール
なんだ、このハゲ……(唐突)
そう、これが僕とマルコ・パンターニの運命的な出会いです。
一応補足しておくと、彼はイタリアの自転車競技選手で「海賊(Il Pirata)」と呼ばれた伝説のヒルクライマーです。丁度僕が生まれたのと同じ1998年、彼はジロとツールを制し、ダブル・ツール(三つのグランツールのうち二つを同年中に制すること)を達成します。その時、彼が乗っていたのがBianchiのバイク、Megapro XLでした。Bianchiの代名詞とも言えるチェレステ、そしてスポンサーであったメルカトーネ・ウノのイエローのツートンカラーのバイク、当時としては軽量の7kgアンダー、コンポはカンパニョーロのレコード、圧倒的な格好良さです。
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こちらも画像はサイクリストサンスポより
最近復刻版としてスカンジウム合金を使用したFenice proが出ています(自分は両親に『飽きたら困るから高いのを買うな』と言われて買えませんでしたが……)。
彼のカッコいいところは、圧倒的に強かっただけでなく、その強さの裏に非常に繊細なメンタルがあったところでしょう。結局その繊細さが彼を自殺に追いやりましたが……(他殺という説もあります)。また、彼はそのキャリアの中で、何度もケガをし、選手生命が危ぶまれても、何度もまたレースに戻ってきています。丁度手術の後だった僕はその不屈の魂にものすごく憧れましたね~。

パンターニのカッコよさがサクッと分かる動画です。個人的には選曲の秀逸さに拍手です。
こうして僕はBianchiのロードバイクに乗ることを決意し、紆余曲折を経て現在のSemprePro購入に至ります。何の話がしたかったかと言うと、ミーハーでBianchiのバイク乗ってんのと違うぞ~! って話です。ちみっちいプライドです。 パンターニに憧れてロードを始めたのに、登坂が大の苦手です、最近少しずつ改善してはいますが……
そのうち機会があればAZあたりのラバーペイントスプレーを使ってうちのをメルカトーネ・ウノカラーに染め上げてみようと思います。もちろん、ロゴは濃紺、ネイビーで。
はい、今回もいい感じにイミフな駄文を生産してしまいました。ここんとこ「モルダー、貴方疲れているのよ」しているので、こんなもんです。いつもとおんなじじゃん……