映画『THE PROGRAM(邦題:疑惑のチャンピオン)』の感想──ランス・アームストロングの光と影──

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どうも小生です。まぁー寒い。朝早いし、夜遅いし、イライラします(ストレス体質)
挨拶はほどほどにして、一昨日観た映画『THE PROGRAM(邦題:疑惑のチャンピオン)』の感想を少々

既にタイトルを見た時点で「あっ……(察し)」という方も多いと思いますが、そうです。この映画はかの有名なロードレーサー、アメリカの「堕ちた英雄」ランス・アームストロングのドーピング問題について書かれたノンフィクションを元に作られた映画となっています。

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あらすじ

もう云々言わなくても大体分かると思いますが、一応……

1993年、一人のアメリカ人レーサーがツールの大舞台に立つ。名前はランス・アームストロング、この年のアメリカチャンピオンである。しかし、思うようには勝てない日々が続く。

先天的な心肺機能において他の欧州の選手に対してハンディを負っていた彼はイタリア人医師であるミケーレ・フェラーリによる「プログラム」を受けることを決意、当時検出不可能だったEPO(エリスロポエチン、血液中の赤血球の数を増やすオクスリ)やヒト成長ホルモン、テストステロンなどを用いてレースを転戦していく、そんな最中、睾丸ガンが発覚、さらに脳への転移と生命の危機に瀕するランス、しかし彼は病魔との戦いに打ち勝ち、再びツールへと舞い戻ってくる。

ガンからの復活、そして栄光のマイヨ・ジョーヌ、世間はこの復活劇に称賛を送り、一躍ランスは時の人となる。勝利への渇望の中、繰り返されるドーピング、勝利、彼のドーピングに対する疑念、疑惑、糾弾、彼はこう叫ぶ。

「俺は一度も陽性反応が出ていない!」虚飾に満ちた栄光、ランス・アームストロングという選手の功罪を問う──

感想

悲しいことに自転車競技とは切っても切れない関係がある「ドーピング」90年代から2000年代のレースではフェスティナ事件、だのオペラシオン・ブエルトだのとあり、近年ではチームスカイのTUE問題など、今なお問題となっています。薬物だけでなく、モーターなども使用され、年々巧妙化していくドーピング、勝利、そして栄光を求めるあまりに繰り返される不正。

自転車競技が本当にクリーンになる日は来るんでしょうか……考えさせられる映画です。それと同時にランス・アームストロングという選手の、人間としての「弱さ」そして「驕り」が丁寧に描かれていました。チャンピオンにしてドーピングの王様、傲岸で不遜な選手、というイメージが強かったのですが、ドーピングに手を出し、その後も周囲の期待やプレッシャー、自身の欲からそれを続けてしまった彼の人間的な部分に少なからず同情する部分もなきにしもあらずです。ま、ドーピングはノーだし。彼のことはあんましすきじゃないです。パンターニに「勝利をプレゼントした」とか言い腐ってたらしいので(おい! パンターニも「エポ」やってたろ!とかいう批判もNOです)

さて、ランスについて云々はこの辺で良いでしょう。単純に映画としての評価ですが……めちゃくちゃ面白かったです。ランスと彼を取り巻く人物、フロイド・ランディスやヨハン・ブリュイネール、ミケーレ・フェラーリ、そしてこの映画の原作者のジャーナリスト、それぞれのストーリーがパラレルに進行し、稀代のドーピング事件が一つの物語、一つの歴史として紡がれていく様子には静かな興奮を覚えます。

しかし問題は配役、ランスやランディス、ブリュイネール、フェラーリなどの主要メンバーはクリソツですが、コンタドール、いったいどうしたコレwww

誰やねん、みたいな感じです。実際のレースの映像と新たに撮った映像がシームレスに繋がっている部分が良いところなのに、なんか素人レベルの「そっくりさん(似てない)」が混じってバキュンポーズしてると変な笑いが込み上げてきます。危うく噴き出すところでした。

では、総評、ドーピングするのはめんどくさい! この映画でよく分かりました。なんだかんだドープは時間がかかる、隠蔽も大変。良いことないね! って感じです。ドーピングのシーンも細かくてめんどくささがよく伝わってくるところもなかなかよく出来てるな~って感じられる部分です。

というわけで疲れのとれるオクスリ(BCAA)飲んで寝ます。ようやく小生の頭を悩ませていたボーイの成績が上がり始め、「いつまでも成績の上がらないガキんちょに小生の時間を吸われたくない!(ブチギレ)(本音)」とかなんとか言わなくて良くなってきました。まだ二年なんだから、今から頑張っときゃ余程のじゃない限りそこそこの大学行けます。がんばえ~p(^-^)q

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