まさか引き込まれてる? 一粒で二度美味しいNTRロボットアニメ『銀装騎攻オーディアン』

まさか引き込まれてる? 一粒で二度美味しいNTRロボットアニメ『銀装騎攻オーディアン』

どうも、せんちゃんです。今年の就活は渋すぎです。

これマジで自殺者めっちゃ出るんじゃないかって感じです。実際小生ももう死んだ方が良いんじゃないかって思ってます。内定率が70%ってことはのこり3割のダメ人間に入ってるってことですからね。早いとこ何らかの方法で内定が出るか死ぬかした方が良さそうです。

さて、そんなことは置いといて(置いといちゃダメです)

今日もまたマイナーロボットアニメを一つ、今回は「バリってる」で有名な大張正巳さんが監督を努めた作品「銀装騎攻オーディアン」をご紹介、opがあまりにも有名な作品です。

ソーレハトテモシーズカニー♪

あまりにも有名なオープニングからどうぞ(視聴必須!)

あまりも有名なオープニング

おっさんのカラオケみたいな声、気の抜けたトランペット、文化祭みたいなドラム、全ロボットアニメ史上最悪と言って差し支えない雑さのオープニングです。

でも困ったことに癖になるんだな、これが。

二時間はループして聞いてました。なんか中毒性があるんですよね

まさか引き込まれてる?

一応概要

2000年にwowowで放送されたロボットアニメです。

同時期にはマイナーロボットアニメが多く、「アルジェントソーマ」やら「女神候補生」なんかが名前を連ねています。豊作じゃ。

監督は「機甲戦記ドラグナー」のメカデザインで一躍有名になった大張正巳氏、小生以上のマイナーロボットアニメ猛者によるとメカだけでなくストーリーにも氏の「手癖」が出ているのだとか……。

は? ドラグナー?

あらすじ

高校を中退し、やることを見いだせないままケンカに明け暮れる少年哉生優(かななせゆう)先輩の橘了の勧誘で軍事組織「IMO」に入隊、リムヒューガン(この作品での機動兵器)のパイロットとしての圧倒的な適正を見せ、かませヒロインの藍原ナンナラスボスの頼れる先輩、ウォルフ・エリクマイヤー正ヒロインでおっぱい担当ネル・マクマハウゼンとともに第十八実戦待機チームの一員として訓練・任務にあたることになるのだが……

戦闘の中での苦悩、葛藤、自身の出生に秘められた秘密、米軍との確執、そして立ち上がる白き巨人「オーディアン」

──「リメイク!」の叫びが因縁の終わりへと歯車を動かす──

まずは評価から、ギリ合格の64点!

難解……というよりかはポストエヴァの潮流を組んだ中身無いのをある風にみせかけて展開を謎にしていくあれがイマイチ……

でも、戦闘シーンはそこそこ絵的にも派手で、リムヒューガンもデザインはピカイチ! 流石は「バリ」の作品だぜ! とテンションがブチ上がること間違いなし!

そしてなんといってもリアルロボット(序盤のリムヒューガン)とスーパーロボット(オーディアン・ロキ)の両方を楽しめるのはいいところ、ただオーディアンもロキも重量感だけで他がポンコツなのをどうにかしてくれ~

肝心要のストーリーですが、途中まではいい、特に中国戦線~IMO襲撃までは会心の出来と言って差し支えないと思います。普通の不良少年がいきなりガチの戦場にぶち込まれておかしくなっていく過程は必見の出来と言ってもいいでしょう。

いきなりエース級の活躍で敵をぶち殺しまくってへっちゃら! みたいな主人公とは異なる迫真のリアルがあります。

しかし、そこから優やウォルフにフォーカスし始めてから話がぐちゃぐちゃになってきます。色々と要素を詰め込み過ぎたのでしょう。ウォルフをラスボスにせず、遺伝子関係の話を抜いて純粋に北欧神話モチーフでやったらもーちょいマシになるはず……。

どことなくエヴァ風味

この年代のロボットアニメって「エヴァの呪縛」から逃れられてないんですよね、ガンダムとかマクロスとかそういったシリーズ物はいざ知らず、オリジナルの作品には必ず「エヴァっぽさ」が付きまとっています。「ガサラキ」「ファフナー」「ラーゼフォン」「アルジェントソーマ」もうめちゃくちゃだよ……

逃れられたのは「機動戦艦ナデシコ」ぐらいかな? アレはアレでおかしな作品(誉め言葉)でしたが……。

というわけで当然コレもエヴァ風味、なんか視聴者の知らない難しい単語がポイポイ出てきて解説もしないまま進みます。「なぜなにオーディアン」ぐらいやってくれると分かりやすかったのに……(主人公の姉哉生香織役は桑島法子さん)

機体はカッコいいし、作画も良好

「バリ」のデザインですから、ここにケチが付くわけがありません。機体はどれも正統派でありながら独特なアレンジでケレン味たっぷり、メカ的なギミックも満載でロボットのカッコよさをおなか一杯楽しめます。

肩部レールガンのシーンがカッコいい。
子煩悩な藍原指令の力作

スーパーロボに関しても、オーディアンはデザインだけでいえば、1,2を争う出色の出来であると言えるでしょう。活躍のシーンがクライマックスだけで基本的に毎回左腕がもげてるイメージしかありませんが……大男総身に知恵が回りかね、といった具合です。

そして基本的な作画ですが、キャラクターデザイン含めて良好です。終始安定して2000年代初頭の感じをお楽しみいただけます。ただ、かませヒロインのナンナだけは時折90年代奇形作画に陥るのが勘所。

真の主人公「ORO」

後半で回想にねじ込まれてきたガキンチョが成長してからまさかの登場、ジャンクで出来たピーキーな高性能機のパイロットという主人公設定を引っ提げてオーディアンと大立ち回りを演じます。

「アブソリュート・インバイター(絶対を招くもの)」の二つ名に違わぬ大活躍、クライマックスでも敵が味方になる激熱展開、麗子さんを救うため、自らの身を賭してのグングニルランサー発射で涙を誘いました……。

ただ、回想シーン挟まず外伝漫画のコマを張り付けるやっつけ仕事は何とかしてくださいOROさん、もとい大張さん

こんなことがあったの……!? と麗子さんが泣き崩れるシーンがシュールギャグそのものでしかなかったので……。

声優陣は豪華(小生基準、リアルロボットオールスター)

「フルメタル・パニック!」のメリッサ、クルツ、「エヴァ」のミサトさんに「機動戦艦ナデシコ」のユリカ、「ガンダムSEEDDESTINY」のユウマ、「クロスアンジュ」のサラ、「ガンダムX」のガロード、「MS IGLOO」のオリヴァー、「マクロス」のエキセドル、「マクロス・ゼロ」のロイ・フォッカー、「ドラグナー」のライト、「ガンダム」のブライトさん、「Zガンダム」のヘンケン、「ガンダムZZ」のジュドー、とてんこ盛り豪華メンバーです。

おっぱいがいっぱい

これは小生自身後で知ったことですが、大張監督はおっぱいが大好き! ということでおっぱいの大きなキャラが多い、終盤は滅茶苦茶おっぱいが出てきて話が頭に入ってきません。

な、なんやコレ、お、おっぱいがいっぱいや……(思考停止)

ネタバレ注意!:全ての元凶はNTR(寝取られ)

いうほどネタバレではありませんが、遺伝子技術をめぐる因縁、白き御使いと黒き狂獣の激闘! とたっぷり謎風味な壮大さで焦らしておきながら、原因が女を寝取られたこと、という卑小さ、拍子抜けもいいところですが、コレが原因なんだから仕方ない。

意味深長に「黒き狂獣」が来る……! なんて言っておきながら嫉妬に狂った巨大ロボが攻めてくるのは正直笑えます。しかもその迎撃のためにわざわざカッコっちょいいロボットを仕上げておく、という徹底ぶり……最早笑い泣きのレベルです。

でも、ネルが可愛いからOKです

サブヒロインかと思いきや、まさかのメインヒロインだった……

登場時のミステリアスな感じから「ハイハイ、綾波系ね」と嘆息することなかれ、不思議チャンではありながらも割とよくしゃべるし、会話がなんとなくウィット、それでいてパイロットとしての素養も十分、もう完璧です。

個人的にリアルロボット系のヒロインの中では高評価です。

次回予告も見とけよ見とけよ~

「次回、そうね」からの「ってとこかしら」までのセリフがセクシー、エロい!

まとめ:いろいろあるけど、大張監督はお気に入り?

とまぁここまで色々と言ってきましたが、「M3」観た時みたいな「時間を無駄にした」感じはしないアニメでした。基本がしっかりしとるので、多めの粗もそこまで気にすることなく24話完走出来ました。

問題の「M3」の感想はこちら→https://overwhelming-growth.com/赤点マイナーロボットアニメ「m3%EF%BD%9Eソノ黒キ鋼%EF%BD%9E」

設定資料が散逸してしまっているようで、本当は機体の資料とかも持ってこられたら良かったのですが、そうもいきませんでした。

ちなみにこの作品、大張監督自身は相当に思い入れがあるようで、度々Twitterで言及しています。いっそのことなんかの機会に一回キチンと「リメイク」してもらえたら小生としても嬉しい限りです。

なんとなく嫌いになれない味のある作品です(積極的におススメはしませんがな)

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