街中でルック車を見ると心が痛い……大体危険運転やし……
スポーツバイクに乗って三年半、街中をゆく自転車を見る目が変わってきました。
そんな中、見るたびに心がキュッと締め付けられるのが「ルック車」です。
そうか……買ってしまったか……別に悪くはないんですが、少し心が痛いです。
その理由は危険な乗り方です。
ルック車に乗っておられる方々は大体危なめの乗り方をしておられるのです(勿論高いロードバイク乗っててマナーが悪い人もたくさんいます)それを見るたびに「道具を大事にする心」的なものがあればいいのに……と心が痛くなります(元弓道部)
安くても、それなりにしっかりとしたものを買っていれば粗雑にならないのではないか、ルック車を買ってしまう前に、激安とは言え「しっかりした」自転車に乗ることを考えて少し落ち着いてほしいのです。
よく自転車系のブログなんかではクソみたいなルック車を「ロードバイク」と言い張ってあれこれやってるのを見ますが、正直に言って論外です。
まともにロードに乗ってるのにあれをやってるんだったらうんこやろーです(個人の感想です)
小生はへたくそだし遅いけど、本当に自転車が好きなのでここでは最低限まともな「ロードバイク」を紹介します。
アンダー5万円
このアンダー5万円という価格はルック車の標準的な価格です。
そのお値段で「ルック車」ではないそれなりにちゃんとしたロードバイクが買えるというのは驚きですが、あるんだから仕方ない。
もうルック車乗りみんなコレ買え。
brand-x ロードバイク(39999円+関税)
この値段でこれだけまともな構成の「ロードバイク」が買えるというのはシンプルにアメージングです。
品質にうるさい欧米のレビューサイトでも概ね高評価、この値段でこれだけのバイクに乗れるのであれば、わざわざルック車を買う必要はありません。関税を入れてもアンダー5万円です。
TRIBAN(デカトロン)RC-100
フランス生まれのアウトドアブランド「デカトロン」の最安ロードバイクがコチラギアなどの構成こそルック車に近いものの、フレーム等はちゃんとしたロードバイクです。
できればあと2万円出してRC-120のほうを買うともっと幸せになれます。
ガチ勢のセカンドバイクにもありかと。
ヘルメットやウェアなどもデカトロンブランドでコスパが良いのがそろってるので、まず一式そろえてみるのにもおすすめ。
7万円~9万円
VITUS Razor(69999円+関税)
Wiggle&CRCのプライベートブランドである「VITUS」普通にコスパが良いんですが、さらにエントリーモデルのコスパが際立ちます。こちらはクラリス完成車でブレーキのみややランクダウンですが、この価格にしてカーボンフォークを標準装備しております。
もう少し出すと(+3万円くらい)今流行のディスクブレーキ仕様にできます。
GIANT ESCAPE R DROP(72600円)
厳密に言うと「ロードバイク」ではなく「クロスバイクにドロップハンドル付けたやつ」なのですが、この見た目だとほぼ分かりません。
最近はロードバイクのタイヤも太くなってきているので、ぱっと見はタイヤ太めのロードです。
ルック車を買うよりは全然いいです。
NESTO FALAD(73700円)
この価格にしてペダル、キックスタンド、サブブレーキレバー、チェーンガードと街乗りロードバイクに欲しいものが全部そろっているお買い得パッケージです。
フォークこそアルミではあるものの、フレーム本体は上位モデルの「オルタナ」と同じです。
TRIBAN(デカトロン)RC120DISC
デカトロンからはもう一台ご紹介します。先ほど紹介したRC100の兄貴分になります(画像クリックで商品詳細ページに飛びます)
流行のディスクブレーキモデルがこの価格です。
「ルック車」にありがちな安心のディスクブレーキ採用!!(フロントだけ)で無駄に整備性を下げてパフォーマンスは何ら向上しないあれとは違って本格派のディスクブレーキ採用です。
さらにカーボンフォーク&最近人気マシマシのチューブレス採用でかなりいい線いってます。
これより上位のRC900シリーズもツーリングバイクの価格崩壊を起こしているいかれたバイクになります。
ギリギリアンダー10万円なロードバイクたち
ホント10万円ギリギリになってしまって申し訳ないのですが、このレベルになってくるともう文句をつけるところがなくなってきます。
ここのところコロナの影響による値上がりが続いているので、もしかしたら値段が上がってしまっているかもしれませんが、とりあえず紹介しておきます。
Khodaabloom FARNA claris(92400円)
NESTOと同じく「ホダカ自転車」のサブブランドであるコーダーブルームからはこちらを、日本人の体格に合わせたロードバイクを作っている会社なので信頼性は非常に高いです。
このお値段でカーボンフォーク搭載とコスパはかなりいいです。
GIANT CONTEND2
「銀輪の巨人」ことGIANTからはレースでもロングライドでも行ける「ちょうどいい」スペックを採用したコンテンドをご紹介、エントリーモデルと侮るなかれな性能です。
実際小生はこれの上位モデルに乗った初心者の友人に泣かされかけました。
↓その時のエピソード
酒匂川サイクリングロード&大雄山最乗寺ヒルクライムで圧倒的他界!(フラペで160㎞) VS体育会系山岳モンスター第2戦
MERIDA RIDE80(98890円)
GIANTと並ぶ台湾のコスパブランドであるMERIDAからはこちらを、エンデュランスロードとして快適に長距離を走れる初心者におすすめな構成なだけでなく、近年流行の「オフセットシートステー」を採用しているあたりも注目度大。
GIOS SIERA&FENICE
イタリヤンブランドの「GIOS」からはジオスブルーが映えるバイクを2台ご紹介します。アルミのSIERA&クロモリのFENICEと同じプライスで好きなほうを選べます
SIERAはカーボンフォーク&アルミフレーム、シマノ製の完組ホイールで充実のスペックです。
トレーニング、レース志向ならこっち
FENICEはクラシックながらもおしゃれなクロモリフレームで見た目にこだわる人にもおすすめできます。
TREK DOMANE AL2(99000円)
スペシャライズド、キャノンデールと並ぶアメリカ3大ロードバイクブランドの一つであるTREKからはこちらを、10万円アンダーとは思えない高級感あふれるカラーリングに快適性を重視していて初心者にもピッタリなフレームになっています。
CANNONDALE CAAD OPTIMO4(99000円)
コチラは大手スポーツバイク量販店「ワイズロード」限定の商品になりますが、アルミフレームの技術力では他社に追随を許さないキャノンデールのバイクがこのプライスです。
エントリーモデルでも手を抜かない姿勢に万歳。
自転車の需給関係がヤバいので早めに買ったほうがいいかも
最近の世界的な自転車需要の増大に伴って2022年モデルは入荷の危機が迫っておりますし、2021年モデルも完売のブランドが増えてきています。
これからのシーズンで自転車に乗りたければ、早めに在庫を押さえておくことをおススメします。
小生のおすすめは「旧モデル」です。
カラーリングが違うだけで大幅なプライスダウンが狙えるので10万円では手が出なかったバイクにも手が届くかもしれません。