エディ・メルクスから新型525、2020年モデルがついに発表!

どうも、せんちゃんです。

絶賛開催中のブエルタ、小生の推しチームJumbo-vismaのログリッチェが現在マイヨロホでなによりです。ブエルタはツールよりステージが短めでコースがギュッと詰まっているのでサクッと楽しめる感がありますが、インターン続きで観戦してられません、南無三。もうひとつ世界自転車界でのビックイベント「ユーロバイク」が行われていました。毎年のようにこのタイミングで新モデルやらコンセプトモデル、プロトタイプが出てきて賑やかしてくれます。

そんな中から、今日ご紹介するのはこちら、エディ・メルクスの「525」です。大分前から存在は知られていましたが、今回ようやく発表と相成りました。

元ネタ、写真はこちらより

https://www.cyclingweekly.com/news/product-news/eddy-merckx-525-launched-eurobike-436519

https://bikerumor.com/2019/09/05/eddy-merckx-525-balances-aerodynamics-weight-comfort-for-ultimate-all-rounder/

エディ・メルクス525、形状は特徴的

バイクの設計

エディ・メルクスバイクは軽量エアロオールラウンダーとして新型525を発表した。このバイクは既にAG2Rのメンバーによって一年ほど前(factorから乗り換えてから)より使用されており、今回ようやく発表に至った。

525の名前の由来はバイクブランド名にその名を残す(経営からはとうの昔に引退)伝説のロードレーサー”カンニバル”エディ・メルクスのプロ通算勝利数525勝である。

異形ながらも精悍な佇まい

我々が予想していたとおり、このバイクはエアロダイナミクスを主眼において設計されている。フランダースバイクバレー(フランドル地域の自転車関連メーカーが共同出資して建てた風洞実験施設)でテストされたこのバイクは特にフロント部に磨きをかけられている。ケーブルのフル内装は勿論、剛性バランスの調整でヘッドチューブはマッシブ、フォークとダウンチューブの流れるような接続、そしてインテグレートされつつも、メンテナンスの容易さを残したステム一体型ハンドルが特徴的だ。

風洞実験で煮詰められた形状
いつものなめらか接続
コラムスペーサーもエアロ
流行の一体型ハンドル

バイクの後ろ半分を見てみよう、シートポストは勿論エアロ形状、だ。そして更なる整流効果を求めてシートポストとシートチューブの接合部にはトップキャップが見て取れる。

トップキャップ付きのシートクランプ

バイクの重量

コレだけのエアロ形状を有していながら、525はアンダー7kgという軽量性を誇る。これは丁度新型のAddict RCやZero SLRと言ったプロ使用のバイクの中で最も軽量なバイクと肩を並べる。エディ・メルクスサイクルによると、フォークもまた軽量でエアロなのだと言う、一方でシートチューブは上部のエアロ形状からラウンド形状のセクションへと繋がるようになっており、必然的にバイクの下部が軽くなる。

バイクの下部が軽量?

これにはもう一つ利点があり、充分なタイヤクリアランスの確保にも繋がる。近年流行の28c対応だ。

参考のフレーム重量(サイズ、塗装は不明)はリムブレーキ仕様で860g/330g(フレーム/フォーク)ディスクブレーキ仕様で925g/360gと非常に軽量だ。

快適性

複雑なカーボンならではの造型

フレーム剛性を落とすことなく快適性とコンプライアンスの問題を解決する方策として、シートステーは幅広く扁平した形状になっており、振動を吸収するためにねじれたセクションを用意してある。さらに、バイク全体のカーボンレイアップ自体が路面からの振動を減らすようになっている。

価格

写真はカンパのスパレコ12s仕様

ディスク、リムの両方の仕様があり、それぞれコンポーネントの違いで値段が異なる。リムブレーキにアルテグラDi2仕様が7399€≒88万円、機械式アルテグラだと4999€≒60万円、ディスクブレーキにアルテグラDi2仕様で94万円、機械式アルテグラで77万円となっている。

まとめ、これであなたもエディ・メルクス

エアロ似たような形状のバイクが多いなかなかに奇抜ながらも、優れた基本設計に裏打ちされた実力、このバイクであなたもエディ・メルクスになってみては?

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