本当ならば今頃、津久井湖までの往復で疲れ切っていたはずなのですが、この土日は家でおとなしくしていることを強いられていました。
理由は「熱中症」です。
金曜日になってしまって、回復に専念するハメになりました。
ずっと家にいてAPEXしてるので負けが込んできて、嫌いになりそうです。
ワイズロードのスマートトレーナーパック買わなきゃですな、景気づけにプレミアムで行きたかったのですが、気が付いたら在庫切れでした。
さて、今回はオフィスでの熱中症の注意喚起です。
時系列を追って、熱中症でヤバくなるまでの経緯をお話しします。
代謝が良すぎる小生、毎日汗をかいて働く
元々の体質もありますが、日頃ランニングやらロードやらで社会人になってから代謝と心肺機能がブチ上がってきている小生は毎日一生懸命、二重の意味で汗を買かきながら働いております。
出社時から汗だくなのはいつものことで、少し(かなり)早く出社してボディーペーパーで全身の汗を拭いてからじゃないとオフィスには申し訳なくて入れません。女性の多い職場は大変です。
それでも汗をかいているのがデフォなので
「おはよう、今日もすごい汗だね」「いやどうも、おかげさまで」が同期との朝の挨拶の定番になっています。
オフィスビルの空調が古く、エアコンの温度設定に関して偉い人からお話が
そして先日、朝礼があった際に偉い人から
「この頃暑くなってきたので、気持ちはわかるのですが、ビルの空調が古いので、温度を下げ過ぎてしまうと、局所的には寒くなるところが出てしまうので、よく考えて温度を調整するようにお願いします」とのお話が。
さすがに偉い人に言われてしまったので、この後誰もエアコンの温度を変えに行かなくなってしまいました。
それでも窓が開いているので、風が入ってきて涼しい時間はあってなんとかなっていました。
ピーカン照り、窓を閉め切った一日、ついに熱中症に!!
そしてつい先日、ピーカン照りにもかかわらず、運悪く窓を閉め切っていた一日、ついに小生は熱中症になりました。
この一日のお話をしましょう。
出社から大量の汗、いつものように研修スタート
毎度金曜日は宅飲みに備えて自転車通勤をしない小生
この頃はNHKの朝ドラ「おかえりモネ」を観てからの出社なので、珍しく電車に乗っています。
電車に乗っていたのに、駅から会社までのわずかな間にめちゃくちゃ汗をかきました。
そのまま研修に入ったのですが、ここでまず一つ目のミスを犯しています(後述します)。
午後まで元気に困っている同期を助けて回る
当日の研修はPCのサーバーやプロセッサなどに関する基礎知識でした。
小生はなんだかんだ言って知ってることばかりだったので「分からない!」と悲鳴を上げている同期のもとを飛び回っては頑張ってかみ砕いて説明するのを繰り返してました(説明が難しくなってしまうのが小生のウィークポイントです)
午後3時くらいまではかなり元気でした。
教えるのもそうですし、途中で挟まれるボケにも全部ツッコミを入れられるくらい元気でした。
来たボールは構わず全部拾ってもまだまだ動けました(笑)
夕方、ついに異変が、頭痛&倦怠感
そして16時を回ったくらいでついに異変が発生しました。
なぜか分からないけど頭痛が……そして圧倒的な倦怠感に襲われます。
片頭痛持ちなので、低気圧を疑いましたが、気圧配置的にも問題ないことは知っています。
さすがに金曜日で疲れが溜まってきてるのか……と納得していました。
おいおい、この後も宅飲みで上裸でフィーバーの予定があるのにこんなとこでへばってらんねーんだよ(脱ぎ癖アリ)と体に鞭を打って頑張ります。
気持ち悪さに耐えられなくなり、ついに隠れてゲ★ロ
しかし、現実は非常です!
倦怠感はどんどん進行し、気が付けば吐き気がしてきています。
水を飲み、飴を舐めて気を紛らわそうとしますが、吐き気が止まりません。
気が付くと近くのごみ箱に吐こうとしている自分がいます。
さすがにそれはまずいのであくまでも平静を装って「さ~てトイレでも行ってくるかな~」と軽やかにオフィスを出て、トイレまでフルスピード!!
誰もいないのを確認して便器めがけてフルリバースです!!
轟音をあげて吐き、床にへたり込みます。
それでもなんとかとりつくろってオフィスに戻り、作業続行。
汗が止まり、熱中症を確信
そうこうしているうちに汗が止まっていることに気づきました。
今までもたびたび退勤間際に汗が止まることはあったのですが、オフィスの環境に夕方ようやく身体が慣れたのだろうと気にしていませんでした(馬鹿)
しかし、今回は状況が状況です。
完全に熱中症です。
冷や汗をかこうにも汗をかけない、やばいと思って玄米茶をがぶ飲みしましたが、時すでに遅しでした。
四肢に力が入らなくなり、顔面蒼白
そこから四肢に力が入らなくなるまで時間はかかりませんでした。
なんとか涼を得ようとオフィスを出て、どこか休まれるところを考えますが、大体どこも人がいます。
さぼっていると思われても、事情を説明して大事になっても大変ですから、とりあえずまたトイレへ……
個室に座って落ち着くのを待ち、5分ほど経って出ようとしますが、脚に力が入りません、四肢がふらついています。
無理やり立ち上がり、なんとかオフィスに戻ります。
「キッツ……」口から洩れた言葉に、周囲の同期が振り返ります。
「顔白くなってるよ、大丈夫?(小生はオフィス内で沖縄生まれの先輩に続いて色が黒いです)」
「暑すぎてやべーんだわ(なんとか呂律は回る)」
「熱中症じゃん!」ここから小生の周りに人だかりができ始める。
(大事になったらめんどくさいから気持ちはうれしいけどやめちくり~)
人柄が人柄なので女の子に優しくしてもらう機会が少ないため、こういう時くらい甘えてみるのもありかもな、と思いつつも、小生の「漢」の部分がそれを拒否します。
「大丈夫、退勤まであと少しだから、あとは家帰って野となれ山となれよ」
視界がぼやけてふらつく中、何とか自習を続け、途中アクエリアスを飲みつつ、退勤時間を迎えました。
無理やり退勤まで駆け抜ける驚きのタフネス
自分でも驚きましたが、退勤までの二時間、フラフラでもなんとか頑張っちゃえました。
すげー、まだまだやれんじゃん! と自分に拍手です。
限界への挑戦はこれまで何度もしてきましたが、今回も成功です。
ビルの外に出て、こっそりマスクを外すと、かなり楽になりました。
金曜日なのに暴れられず、無念の帰宅
その後は無念の帰宅、いつもだったらご飯→宅飲みか宅飲み直行かのどちらかですが、さすがに参加できず……。
月曜日から我慢している分の「自分」を金曜日の退勤後には開放しないとやっていられないのに、また我慢です……。
暴れて~よ~暴れて~よ~とわなわなしながら見送られていきました……。
原因
幾つかありますが、まとめましょう。
朝、身体を拭き損ねた
汗をかいてはいたものの、普段に比べれば少なかったので、汗を放っておいてしまったのがよくありませんでした。
一回拭くとさっぱりしてそのあと汗が少し収まるのですが、今回は拭かなかったので、そのまま汗が出っぱなしの状態に……それで体内の水分が出てしまっていました。
昼休憩ですぐにオフィスに戻ってしまった。
昼休憩は涼しいサーバールームでとっているのですが、混んでいたのですぐにオフィスに戻ってしまいました.
これは致し方ないと言えばそうなのですが、もう少しだけ涼しい空間にいたほうが良かったです。
一番いけないのは我慢したこと
まぁ、当然なんですが、ヤバくなってきたらすぐ申告すべきですね。
退勤が近かったので堪えてしまったのはあるんですが、早退は心証的にも金銭的にも嫌で我慢してしまいました。
その点、自習だったのを生かしてなんとかリカバリーに努めることが出来たのはよかったところ、あのまんま涼を求めたりもしないでオフィスにいたら確実に場ゲロだったし、意識不明で救急搬送でした(笑)
悔しいので鍛えなおします、オフィス程度には負けねぇ
何はともあれ、無事で何よりです。
でも、滅茶苦茶悔しいです。
ここまで曲がりなりにもロード乗ってきてて、酷暑の中何時間走ろうが頑張れたし、長距離乗っても頑張れてて、タフネスには自信あったのに、たかがオフィスに負けるのはプライドが許しません。
環境が悪かったのは確かにそうですが、それに負けない強靭な肉体ではなかったのもまた事実です。
鍛えなおします、二度とオフィス程度には負けません。
皆さんもオフィスでの熱中症には気をつけましょう!
最後になりますが、きっと今年の夏も暑いです。
全国のオフィスで頑張る皆さんもくれぐれもお気をつけください。
コロナ禍で出社してないよ~って人もテレワークだって危ないことはあります。
とにかく熱中症には気を付けましょう!
小生は明日から飲み物全部にマイプロテインで買った電解質入れます!