どうも、せんちゃんです。
今日は少しロードから離れて、今ハマっている漫画について少し……
今大人気で、小生もなんJで流行ってるのを見て(なんJなんか見んなって感じですが)去年くらいから読んでた「鬼滅の刃」とかもいいんですけど、流行りのものの紹介っておもんないので……
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これから来る(?)激ヤバ漫画がこれ
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十九島信「男殺しの音頃さん」をご紹介、場合によっては有名な白正男「テコンダー朴」よりもヤバいです。マンガアプリの「マンガワン」で連載されていますが、いつどこから「待った」がかかるか分からない危うさです。まだまだマイナーなので怒られてませんが……
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あらすじ
どこにでもいる平凡な童貞男子「立花一平」の通う高校に転校してきた音頃綺羅(おところきら)」さんは、容姿端麗!頭脳明晰!運動力抜群!の完璧女子。かと思いきや、時代はウーマンリブ、女男平等を掲げる地下フェミニスト組織「陽女党」の工作員だった! なんやかんやで毎回活動に巻き込まれてしまう空気系主人公の立花くん、そして「陽女党」に対抗するミソジニスト(ないしはマチズモ)組織「男大団(だんだだん)」、真に平等な社会をめぐる彼らの戦いは水面下で、時には表に出てきて過激化していく! 痛烈社会風刺漫画の金字塔!!
何がそんなに「ヤバい」のか
何がヤバいって、この漫画が敵に回しているものの「多さ」並びにネタの「新鮮さ」です。
テコ朴なんかはまだ敵に回しているのがお隣の国の方々とその他……って感じで国単位且つアバウトですが、この漫画は違います、ちょっと例を挙げるだけでも、木下優〇菜のタピオカ店事件(最新話)マイボトル禁止問題(前回)小泉進〇郎の循環論法、新聞と消費増税、サ道、人気声優の結婚、ヴィーガン、上級国民(飯塚幸三)、高速道路あおり運転撮影などなど……
枚挙にいとまがありません……
そして一番ヤバいのがこの漫画が「フェミニズム」の皮を被っていながら近年のラディカル・フェミニズムを逆説的に批判している点です。
この漫画の紹介文を引用してきましょう。
女子が男子に読んで欲しいマンガNo.1
童貞男子、立花一平(たちばないっぺい)の通う高校に転校してきた、音頃綺羅(おところきら)さんは、容姿端麗!頭脳明晰!運動力抜群!の完璧女子。だが、彼女には、大きな“ヒミツ”があった…!
女性の、女性による、女性のための、理想社会を目指す!若者達の青春がここに!! 真の“女男平等”ハーレムファンタジー!!
(大嘘)って感じです。
「女子が男子に読んで欲しい」わけないです。
主な読者層はなんJ民でしょう、小生は作者の前作であるギャグ漫画「放課後の異端者(グノーシス)」で散々笑わせてもらったので読んでいますが(ヤマモトの玉と棒とか最高でした)度々にちゃんねるでネタにされてるのを見ます。
真の“女男平等”ハーレムファンタジー!! なわけあるか!!目指すところは女男平等ですが、少なくとも「ハーレムファンタジー」ではないです。確かに女性キャラクターの数は多いですが、全然そういう展開はないです。
さらに問題なのがパロディも多いという点、主要キャラクターから小ネタまで、とにかく多くのパロディをものすごく効果的にぶち込んできています。
ただいれるだけじゃなくて、使い方が上手い、前作で鍛えられたギャグのセンス(前作はギャグマンガではありません)をいかんなく発揮しています。
例を挙げるとシャア(ガンダム)ルルーシュ(コードギアス)孫悟空(ドラゴンボール)キリト(SAO)Vガンの主要キャラクター(Vガンダム)などなど……小ネタまでパロってたりするので正直拾いきれません。
そしてネタの新鮮さ、休載を挟みこそすれ、週間連載であることの利点を最大限の生かして話題になったらすぐネタ、の精神を乱用して毎度毎度タイムリーなネタで責めてきます。
これからに注目の一作
ちょうど今週の回で主人公の立花くんが「陽女党」のほうがよっぽどヤバいのではないかと感じ始めたところで今後の展開に期待がかかります。
主要キャラクターの一部が「大人の事情」「編集長にあのキャラだけはダメだと言われちまってさ……」で消えちゃってたりしますが、それもまた一興、圧倒的な勢いで突き進んで欲しい、と素直に思える作品です。
今度パロネタまとめてみるのもいいかもしれませんね。豊富なので。
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