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膝痛ほぼ完治記念、久々の100㎞ライド~多摩川サイクリングロードをひたすら西進、ロードの魅力再発見~

  • 2024年6月10日
  • 2024年6月11日
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3月末から原因不明の膝痛に悩まされていた小生、靴を変えたらあっさり治ったので記念に(?)久々の長距離を走ってみました。

と言うわけで長らく走ろう走ろうと考えていたのに走ってこなかった「多摩サイ」を西進します。

ちなみに東進は2月末にしてます。

世田谷から多摩サイは246越えが一番の難所なんじゃ、自転車が走るとこじゃないぞい

はい、というわけで現在小生が住んでいる世田谷区から多摩サイに抜ける上で大きな関門になるのが悪名高き国道246号です。

世田谷東北部(?)から下ると下北沢→三茶あたりは歩行者がめちゃんこ多くてストレスが溜まるのもそうなんですが、246号に入ると渋滞、そして轢き殺される恐怖との闘いが始まります。

小生は朝ちんたらしていたせいで12時半にスタートしたこともあり、車がビュンビュンでキンタマーニがヒュンヒュンでした。

さて、そんな246越えの勘所は路駐をかわすこと、ハンドサインとリズムの3点です。

視野を広く保ち、路駐の台数を正確に把握したのち、車がいてもいなくてもハンドサインは大きく出した上で気合いと根性で車列に乗ります。

ハァ……ハァ……まだ生きてるゥ! って実感で脳汁がドゥバドゥバになります。

そうこうしているうちにいけるリズムが分かってくるので流れに乗っていきましょう。

45分かけてようやく多摩サイに、今回は二子橋からイン

そうこうしている間に多摩サイに、20㎞も離れてないのに45分かかって鬱になりそう……。

横須賀在住の頃は45分もありゃ20㎞は走って三浦を思う存分走り回れたのに今やこのざまです。

 サーヴェロ「S5」苦節1か月の果て……ついに完成しました! 紹介とファーストインプレッションです!

仕事がもう少し楽になれば多摩川寄りに住むのもありなんですけどね~地味に忙しいので会社の近くじゃないと困る……。

というわけで、今回は二子橋のところから多摩サイ右岸に合流します。

時間かかりすぎてこの時点でもうトイレ行きたくなっちゃってました。

「多摩サイ トイレ」で検索した出てきたサイト↓コイツ頭おかしいだろ(誉め言葉)

https://gentz-tokyo.com/feature_post/%E5%A4%9A%E6%91%A9%E5%B7%9D%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%EF%BD%9C%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AC%E6%94%BE%E6%B5%AA%E8%A8%98%EF%BD%9C%E3%82%B5%E3%82%A4

さて、トイレには脇目もふらず、お天気も快晴の中西進していきます。

おしがま(おしっこ我慢)には定評のある小生、二ヶ領せせらぎ館でいったんストップしたものの、ジェルでべったりになったおててだけ洗って出発します(トイレには行きません)

25㎞地点、サッカー少年たちとのトレイン、ペースが乱されて泣く

25㎞くらいでサッカー少年たちのママチャリ&ジュニア自転車トレインに行く手を阻まれる小生、決してスピードを出して走りたい気分ではありませんでしたが、抜こうにも横列だし、縦一列になったと思ったら蛇行するキッズはいるしで仕方なくサッカー少年たちとトレインを組んで走ること15分、道幅が広くなったタイミングでなんとか抜けましたが、自分のペースで走れないのってストレスなんやな、と思いました。

自分のペース守りたい派なので次はもっと朝早く出ます(反省)

是政橋で左岸へ

そんなこんなで是政橋に到着、欄干からの眺めは圧倒的な解放感でした。

これだけで走った甲斐があった……と一瞬満足して帰りかけましたが、今日の目的はゴールの羽村取水堰だと言い聞かせてさらに西進します。

是政橋くらいで左岸に入るのが定番ルートっぽいですが、小生も迷わずこのルートを選択しました。

帰りにほぼ左岸で帰ってきてみた感想として是政橋、と言わずもう少し手前で左岸に渡ってもいいかもしれません。

立川で迷い、残堀川に突入

時折ピストの兄ちゃんやらなんやらをペーサーにしながら(宗教上の理由からツキイチはしません)快調にペースを刻み、立川に入ったところで本線を見失いました。

とりあえずサイクリングロードっぽく見える道を進み続けた結果、気が付いたら多摩川の支流ではあるものの、まったく別の「残堀川」なる川沿いを走っており、本流に戻るのに時間がかかりました。

丁度「胎界主」第二部を読み返してたところだったので「『傍流』に墜ちるとこうなるんだなぁ……」よか疲れた頭で云々考えながらえっちらおっちら戻ります。

立川あたりを過ぎると、遠くに霞んでいた奥多摩辺りの山々の稜線がハッキリしてきて、周りの雰囲気も自然に満ち満ちてきます。

50㎞地点、ゴールの羽村取水堰到着 計算違いが判明し、復路で100㎞超えが確定、咽び泣く

どんどんあたりの自然が増えてきて、林間を縫うように進んでいくと次第に川の音が近くなってきます。

んで、ゴールの羽村取水堰に到着しました。

休憩のためにサイコンを止めると距離は50㎞ちょい、事前に何となく往路40㎞、復路も似たようなもんで報復80㎞くらいだからリハビリにはピッタリ! とか考えてましたが、復路で100㎞超えが確定した瞬間です。

冗談抜きでちいかわみたいな声出ました。

脚がビンビンの皆さんにおかれましては20㎞増えただけでしょ、とか100㎞はまだロングライドに入んないよ、とかおっしゃるかもですが、小生にとってはビッグプロブレムです。

帰り暗くなってまう……てか帰れるか分からん……とお気持ちが暗くなっていくのを感じつつ、ゴール付近をサクッとまわってみます。

都内なのに田舎感溢れる情景がくぅ~これこれ! ってなります。

欄干からの写真です。

ご覧の通り都内にもかかわらず田舎感溢れる情景、2時間とかそこいらでコレが見れるのはアツいポイントです。

欄干から下流を望む
こっちは上流側

橋を渡ると羽村歴史資料館的なのの側に出ます。

羽村地区右岸の浅間岳(せんげんだけ)表記に騙されるな、ヒルクライムは出来ないゾ

ここで看板には「浅間岳 1.2㎞」の文字が、復路で100㎞超えるんが確定したからにゃ5㎞も山も一緒じゃい!! おやつに軽くヒルクライムして帰ったるわハゲ!! と半ばやけくそで浅間岳方面に走っていくと、ハイこれ罠です。

ハイキングコースへの経路が現れて終わりです。

小生が登れないのかよ……ってなってる間にも何台かチャリが来ては小生のように途方に暮れて帰っていったので皆が騙される罠っぽいです。

流行りの(?)グラベルロードなら突っ込んでってそれなりに楽しめるハズ……

気を取り直してもっかい反対側へ

なんとか兄弟の像とパチリ

この写真を見て「ホイール変わってる……変わってない?」となったアナタは相当な小生通です。

ロードでの活動を再開するにあたってその他にも細かいカスタムをいくつかしてます。

今度時間があるときにでもご紹介できれば……。

というわけで、帰ります

行きはよいよい帰りは怖い、時刻は既に16時、ちんたら帰ってるとあっちゅうまに暗くなってしまいます。

都内を夜走るのとか、考えるだけで身震いします。

想像以上にかからない身体、カスタムしたニューホイールの性能だけを頼りに帰ります。

橋のたもとをくぐる部分や一般道と合流する部分のスイッチバックすら最早苦行、スイッチバックのたびに2台、3台と抜かれながら歯を食いしばって耐えます。

でも、インナーには落としませんでした。

たかだかサイクリングロードを走るのにインナー使うようじゃマズいだろ、と。

「俺はインナーを使わなかったってことがきっと誇りになるから……(意味不明)」と意地でもインナーに落とすことなく走り続けて復路も半分くらいまできたところで、急に踏めなくなりました。

そう、ハンガーノックです。

75㎞地点、ハンガーノックでグロッキーになった小生と少年たちの心温まる交流

朝昼兼食の一食を多めに食べてから出たとはいえ、ここまで特製エネルギードリンク(クエン酸コンクに粉飴をたくさんいれたやつ)以外無補給で走ってきたので限界が来ちゃいました。

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サイクリングロード沿いのベンチに座り、ジェルを一気に流し込みます。

そのままぐでーっとしてたらサッカー帰りのキッズたちが公園にやってきました。

んで、↑みたいなので遊び始めるわけです。

ただこれ普通に難しいのでキッズたちが揃って全員クリアできないわけです。

「どうやったら上まで上がれるのかな~」とかなんとか協議を行っとるわけです。

傍らにはグロッキーの小生。

少年たちの目が小生に向いて嫌な予感……は見事的中。

キッズの「これ出来る?」の一言で絶望のズンドコに叩き落されました。

「やった! お手本だ!」だとか喜んどるのを無碍には出来ないのが小生の性、めっちゃ疲れてるからクリアは出来ないよ、と既にダサい前置きを入れつつ、登っていきます。

最上段まであと少しのところで握力がなくなって落ちました。

結構恥ずかしかったんですが、それでもキッズたちよか全然進んだので面目は保てました。

キッズたちと雲梯の攻略法を考えつ、挑戦する姿を見守りつ、で15分くらい経ったところで流石に暗くなり始めていたのでキッズたちは帰宅へ「じゃーねー」とか「ありがとー」とか言われながら「気をつけて帰ってね〜」

みたいなハートフルな交流がありました。

ええ、完全にいい人自慢です。

子どもってやっぱり分かるんすよね、よく見てるんすよ。

この人が悪い人じゃないか、話しかけてもダイジョブかって……。

キッズたちも認めるいい人オーラに溢れてたってことですね

ナメられてるのでは?

なんかこういう良いところを誰か女の子が見ていて「好き」ってなってくれませんかね?

上辺だけ取り繕ってるよりもよほど自然体の「いい人」なんですが……

甲州街道をゆく

と言うわけでキッズたちを見送った小生も帰路につきます、だいぶ暗くなってきておりましたのでね。

死んでも帰りの246をパスしたいので甲州街道を征くことに決定、幡ヶ谷とか笹塚くらいで右に折れりゃいいだろってメチャ軽い気持ちで甲州街道(国道20号)に入ります。

まぁ、言うても平坦だし通行量さえ気にせんかったら楽に帰れるだろう、と考えておりました。

進んでいくとどうやら事情が違うようです。

一向に調布を抜けれないし、小生の知っている国道20号(西新宿のあたり)とは異なって意外にもアップダウンたっぷり、信号明けのインターバルでなけなしのダンシングの繰り返し……

最終盤になるともうケツ痛すぎてサドルに腰を下ろせず、腕の力だけで無理くりダンシングしてました。

しかも道を間違えて明大前あたりと随分手前で曲がるしでいいとこなしでした。

ほぼ100㎞でようやくお家に着、最早一歩も動けませんでした。

途中でガーミンがまさかのバッテリー切れで正確に測れていませんが、ほぼ100㎞走ってやっとこさ家に着いたのは18時半過ぎ、ざっと6時間は走ってました(移動時間は5時間くらい)

久方ぶりのややロングなライドでしたがめちゃくちゃ楽しめました。

あらためて、自転車っていいね、サーヴェロっていいね、アジリストってすごいねと感じました

離れてた期間が長めだからこそのフレッシュな喜びがありましたね。

速くなくても、走ってるだけで全然楽しい、みたいな。

ロードバイクを始めた頃の喜びが帰ってきたようで嬉しかったです。

なんか自転車っていいね……みたいな謎の多幸感に包まれつつ、もう一歩も動けない小生。

そして湧き出てくるのは愛車サーヴェロ「S5」に対する感謝です。

ジェルをこぼしてデロヌルになった車体をフキフキしながら、愛おしさが爆発しそうでした。

そして変えてからほぼ1年とか経つアジリスト、やっぱいいタイヤです。

プアな舗装、砂利道、枝や実の浮いた林道もどきもものともせずに突っ走れたのはこいつのおかげや!! と胸を張って言えます。

にしても機械式油圧アルテのSTI太すぎるっピ!!

と、ここまで愛車とそのアッセンブルを自画自賛しておきながらアレなんですが、機械式油圧アルテ太すぎてめちゃ疲れました。

それだけのためにDi2化を考えてるレベルです(ガチ)

12速も出てからしばらく経ってるし、値上げ値上げでいいところなしなんで、いっそ今使ってるのとおなじR8000世代のDi2を中古で揃えようか悩み中です。

STIだけGRXにしよっかな、とか考えてますが、なんだかんだいって10万くらいになりそうなのが悩みどころ……。

別に変速性能とか困ってないんでブラケットだけ細くなればぶっちゃけなんでもいいんですけど……。

身体はガタガタだけど、クソ楽しかったのでそろそろロード本腰入れなおしますわ

帰ってきて即、身体はガタガタ、翌日マジで洗濯と観葉植物の手入れくらいしか出来ませんでしたが、久しぶりにクソ楽しい時間でした。

もしかして、働きすぎ?

なんど言ったか分かんないくらい言ってますが、そろそろロード本腰入れなおします。

ちょいちょい重ねてきたカスタムも成果が出せるように頑張ります!!

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