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(誰得)Vittoria CORSA N.EXT(コルサネクスト)クリンチャー 26cのインプレ(今更)

マジ誰に何の得があるのかも分からないんですが書いちゃったもんは仕方ない。

ヴィットリアのセカンドグレード(?)コルサネクストのインプレです。

TLR全盛のこの世の中でクリンチャーだし、ワイドタイヤが持て囃されるなか26cなんか誰も使ってねーだろ!! って感じですが……

セカンドバイクに装着のGP5000が体力の限界千代の富士……

セカンドバイクのビアンキくん、実家に帰ったときしか乗ってませんが装着してあるGP5000は限界を迎えていました。

なんせ5年くらい前から付けてるもんでビアンキ⇛サーヴェロ⇛ビアンキとバイクをまたいでの使用に加え、通勤にトレーニングライドにとしばき倒したせいでカーカスは浮いてるしタイヤサイドからは謎の毛羽が出てきている始末。

こらアカン、ということで白羽の矢が立ったのがコルサネクストでした。

ちなみにココまでのタイヤ遍歴はヴィットリアザフィーロ⇛ヴィットリアコルサ(初代)⇛コンチネンタルGP5000⇛グッドイヤー EagleF1Supersport チューブレス⇛パナレーサー アジリストTLRです、足もないのに生意気にハイエンドタイヤばかり使ってます。

GOODYEARの最新ハイエンドタイヤ「EAGLE F1 Supersports Tubeless」のインプレ

コルサネクストを選んだ理由

・久しぶりにヴィットリアタイヤを使いたくなった

・ハイエンド未満、ミドルグレード以上の立ち位置がいい感じ

・ナイロンでコットンのしなやかさを再現できるかい! というツッコミとあら探しも込めて

なんだかんだ言って最初に使ったハイエンドタイヤとしてG1.0のコルサは思い入れのあるタイヤです。

アメサイドが泥で変色するまで使ってたっけ……的な感慨に耽っているタイプのオタクくんなので最初にコルサネクストが出たときはコルサはコルサなんだからナイロンで再現とか無理でしょ、という思いがありました。

ところが意外や意外、わりにしっかりしたタイヤなんですこいつ。

インプレ(取り付け編)

最初に良さに気づいたのは取り付けのタイミングでした。

タイヤをリムにハメハメする段階でもう違いと良さがにじみ出てきてました。

「お、コシがあってしっかりしてる」

以前のオープンチューブラー感バリバリのコルサのときは届いた時点でタイヤがなんというかこう「平面」でした。

だもんでペラペラフニャフニャして初回の取り付けのときは結構手間取りました。

コルサネクストも割と扁平気味ではあります、が、ナイロンだけあってサイドウォール含めて全体的にソリッドでめちゃ取り付けやすかったです。

新ETRTO対応だからタイヤは痩せ気味、やや期待外れの結果に……。

肝心の装着後の写真を撮ってなくて申し訳ない限りですがタイヤは痩せぎみです。

うちのビアンキ君は10年以上前の設計なのでタイヤクリアランスはMAX25cだもんで25c→26cとサイズアップした今回はドキドキでした。

ワンチャン使えなかったら持って帰ってS5につけるか……と悲壮な覚悟を完了して装着、内幅20mmのリムに装着して幅はほぼ表記通りの26mmちょい、なんなら変更前より細いまであります。

変更前と同じくらいの幅(29㎜くらい?)は欲しかったので28c買っちゃっても良かったなぁ……とちと後悔しておりますw

実走インプレ

おちんこ出てばっかりもいられないので実走インプレへ、地元三浦半島で乗っているのでアップダウンあり、風あり、トンネルありとバリエーション豊かな環境でテストしてます。

ただどうしても地形上長めの登りと下りは試せてないです。

加速性能

コレが正直結構びっくりした部分ですが、めちゃキレがあります。

スパーンと伸びる感覚は第一世代のコルサより確実に上でした。

ダンシングでバイクを倒してから起き上がってくるときのバシッバシッと「決まる」フィーリングが気持ちよく、無駄にダンシングしたくなるタイヤですw

コットンでは出せなかったナイロンタイヤ故のフィーリングと性能ともいえそうです。

転がり

これまでの履いてきたタイヤと比べて特筆すべきポイントはありませんでした。

正直なところめっちゃ転がる!! スゲェ!! とかそういう感じはないです。

でも逆に走らない、転がらない、もありませんでした。

確実にこれまで使ってきたハイエンドタイヤと遜色なく「戦える」レベルです。

安定性

普段リム内幅23mmに28cタイヤを履かせている男からするとシンプルにタイヤが細いことからスタート直後は少し落ち着かない印象がありましたが、タイヤ自体の素の安定性が高いのか、15分もすれば気にらなくなりました。

三浦半島の海沿い~農道のあたりを走っていたので当然砂利が浮いている部分やら水浸しの部分やらもありましたが走りは安定していました。

トレッドパターンの杉目もあるのかトラクションもかかりやすく斜度がある部分でも「粘り」を感じ不思議と安定感があります。

26cでもかなりいい感じだったので慣れている28cも試してみたいです。

快適性

体重68kg、バイクは8㎏中盤、前5.6bar,後5.8bar、MAGENEのTPUチューブで乗った感じは「悪くない」。

ラテックスチューブ×コットンコルサの快適性がクリンチャーの組み合わせの中ではベストだと感じているので1番心配していた部分でしたが路面の振動についてはかなり角が取れていて「意外とやるやん」と素直に称賛です。

6bar以上に上げて乗った時も破綻する感じは一切なかったのでタイヤの素性が良いのだと思います。

また鈍いタイヤというわけではなく、ロードフィーリングも十分に感じられるのでそのへんのバランスは取れている印象です。

総評~意外にもお気に入りの一本~

粗探しをするつもりで買ったタイヤでしたが、意外にも好感触でした。

性能において尖った部分があるわけではなく、またタイヤ自体の総合評価も「最高」とまではいかないものの「かなりいい」です。

90点以上取れる部分はないものの満遍なく80点以上取れるタイプのタイヤで、小生的にはかなり気に入りました。

また肝心の「コットンコルサ」との比較ですが、流石にコットンのフィーリング、雰囲気を完全再現とはいかないものの、7掛け8掛けでの再現は出来ているあたりはシンプルにスゲーな、と感じさせてくれました。

普段はコルサプロを履いてるヴィットリアタイヤユーザーが練習用、トレーニング用タイヤを買うときに「ルビノ」まで落とすのはちょっと……ってときにはピッタリだと思います。

「常用できるハイエンド」的な立ち位置で良いタイヤです。

最初あんまり期待しないで買ったのでその分もあるかも……笑

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