LOOKから795BLADE RSの新型が2021年モデルで登場!300gの軽量化!

どうも、せんちゃんです。

ちょっと前は様々な新型バイクの登場で盛り上がっていて、少し落ち着いたかな、と思ったところでコレが来ましたのでご紹介。

フランスの古豪「LOOK」のエアロロード『795BLADE RS』が新型になったとのことです。

元ネタ:https://bikerumor.com/2020/10/19/2021-look-795-blade-rs-aero-road-bike-sheds-300g-with-all-new-carbon-production/

新型795の概要

「新型」と題しておきながら、正直に言いましょう「フレームの見た目は一緒」です、2018年のユーロバイクで登場した時からなんら変わっていません。

しかし、このバイクが大きく変わったのは「重量」の面です。新しいカーボンレイアップを採用したことによって、フレーム単体で300g、シートポストで120gの軽量化に成功しているのです!

軽量化に至る経緯

2018年にこのフレームが登場した時は、割と先進的なディスクエアロロードだとみんなが思っていました。(訳者注:小生も「一角獣やめたんだ」とか思ってました)

その当時トレンドの最先端だったケーブル完全内装、ワイドクリアランス化(30cまでOK)と今では当たり前のことに適応し始めていたのがすごかったわけです。

しかし、一方で重量に関しては無頓着だったようでリムブレーキ用のフレームが950gとアナウンスされていた一方で、数か月後にディスクブレーキフレームが1300gオーバーだったのが判明した時には愕然としました。(訳者注:5ちゃんねる自転車版のLOOKスレは795の実測重量で荒れ気味でした)

しかし、今回のアップデートで実にフレーム重量の25%をカットしました。

その結果として、サイズM、塗装済みのフレームで1050gになりました。

ついでに言えばシートポストも120g軽くなっているのです。トータルで420gの軽量化に成功しています。

どのように軽量化を果たしたのか

フレームを軽量化するにあたって、LOOK社はバイクの製造工程そのものを根本から再構築することからスタートしました。この際、カーボンの金型は変えていません、そのためUCIのフレーム登録番号は同じままです。

今回のフレームにLOOK社はより正確なEPS成型テクノロジーを使用しています。メインの成型作業に移る前に、核となる硬いポリスチレンに個別のカーボンの筒を巻き付ける製法を導入しました。

この結果として、より凹凸やヴォイドなどの欠点が少なく、平滑で均質なフレーム内部の構造を実現しました。

これによって、より少ない材料で設計時点での強度と剛性の獲得が成し遂げられたわけです。

それに加えて、カーボンレイアップも大きく変更しました。ハイモジュラスUDカーボンファイバーの配合率を32%のほぼ倍となる63%に変更、そして初めてウルトラハイモジュラスカーボンを導入し(4%)より少ないカーボン積層で同じ剛性を実現しました。もちろん、フレームごとの剛性の調整に関しても今まで通りです。

細かいディティールについて

アッセンブル自体は変わっていません、サイズは5つ、ユニークなシートチューブ角が調節可能なシートポスト、ほぼ完全内装なのもそのままです。

興味深いのはリムブレーキフレームが登場以来UCI認証フレームのリストに上がっていないことくらいです。

フレームに半分埋め込まれたような奇抜なLOOKADHステムを介した「ほぼ」完全内装は調整のしやすさがありますし、電動/機械式どちらにも対応しています。

ディスクブレーキはフラットマウント、MAVICの提唱する「スピードリリースアクスル」に対応しています。タイヤクリアランスは30c、内臓式のシートポストクランプと120gの軽量化を果たした「エアロポスト3」にBB規格はBB386となっています。

気になるラインアップとお値段

795BLADEシリーズには8つの完成車がありますが、そのうち今回の軽量化を果たした「RS」シリーズは4つのアッセンブルから選べます。

フレーム単体でも3300ユーロ≒41万円で、カラーはカメレオン、ブラックメタリック/レッド、カーボン/シャンパン、プロチームホワイトの4色から選べます。

795BLADE RS RED AXS(スラムETAP AXS完成車)

ハイエンドモデルとなるスラムレッド仕様は10000ユーロ≒1242000円です。

名前の通りスラムレッドETAP AXSをアッセンブルして、ホイールはコリマの47㎜ハイトのものがついてきます。

公称重量で7.3㎏です。

795BLADE RS ProTeam(デュラエースDi2 完成車)

セカンドグレード?となるデュラエースDi2 仕様は9000ユーロ≒1118000円

もうじきモデルチェンジの予感のデュラエースDi2 にコリマの47㎜ハイトのホイールを装備

公称重量は7.5㎏

訳者疑問:デュラエースDi2 の方がRED AXSよりもグループセットで見ると軽かった覚えがあるのですが、なぜか200g重いです、これは一体どういうことなのでしょうか、ホイールのグレード違いとか?

795BLADE RS disc Champagne(アルテグラDi2 完成車)

アルテグラDi2 仕様は7500ユーロ≒932000円

アルテグラDi2 にLOOK社オリジナルのカーボンホイール「Look38D(チューブレス対応)」が付属しています。

公称重量は8㎏ぴったり

795BLADE RS disc Black Metallic(アルテグラ完成車)

新型フレームでは最もお安いアッセンブルがコチラ、6000ユーロ≒745000円です。

機械式アルテグラに先ほどと同様のカーボンホイールが付属します。

795BLADE(旧型フレーム)

完成車がアルテグラDi2 、アルテグラ、105の3つのグループセットで出ます。

こちらは新しいカーボンレイアップと成型方法を使っていない旧型なのでフレームセットで1300g超えです。

105完成車で3400ユーロ≒422500円から~

訳者まとめ:古豪フレンチブランド反撃なるか!?TIMEとともに進退のかかる一作

TREKの新型マドンの時と違ってしっかりと「フレーム単体で」300g削ってきたのは素直にスゴイな、と思います。シートポストまで合わせると420g、素晴らしい! と誉めそやしたくなる一方で、逆に登場時の1300gってなんだよ、2世代前のエアロロードかよ! とツッコミを入れたくもなります。

↓インチキ重量削減(言い過ぎ)のマドン君

https://overwhelming-growth.com/post-2066

かつては最新鋭のカーボン技術と革新的なフレームワークでTIMEと並び「いつかは……」と憧憬されるフレームだったのが偲ばれます。

プロチームへの供給もめっきり減ってしまって……ペダルだけは様々なチームが使っていますが、フレームは表舞台に出ることが減り、嫌な意味での「古豪」の雰囲気が漂っています。

しかし、ビアンキやコルナゴが一躍レーシングブランドとしての威信を取り戻したように、再びLOOKが輝きを取り戻せるかどうかは、このフレームにかかっているかも知れませんね。

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