どうも、せんちゃんです。
世間ではバーチャルツールドフランスが「マリオカート」みたいだ、なんて盛り上がっていますが、小生はガチガチのリアルレース派です(カッコカワイイ宣言)
というわけで、またまた上がってきた2021年モデルの情報です。
先日エモンダの新作を上げたばかりのトレックさん、今度はマドンもモデルチェンジ、しかも450g軽量化したんですってよ奥さん!
元ネタhttps://www.cyclingnews.com/news/new-trek-madone-2021/
トレックマドンSLR2021モデルの概要
- 最新のOCLV800カーボン(新型エモンダと同等)を使用
- ボトムブラケットはT47に!
- 色々やった結果(ここがクサい)450gの軽量化に成功!
- プロジェクトワンのカラーリングも拡充!
- 新型だけど形は変わんないよ!
と、まあこんな感じです。
新型のエモンダが出た時に、新しいカーボンでマドン作ればいいじゃん(マドン作ればいいじゃん)って言われてましたけど、市井の人が考えることなんてメーカーが見のがすわけありません。
OCLV800カーボンでマドン作りました。そういうわけです。
OCLV800カーボンはOCLV700カーボンに比べて30%強い素材で出来ています。
そのため、先代のマドンSLRと同じ金型ながらも、フレーム単体で80gの減量に成功しました。ちなみにエモンダの時は60gらしいです。
450gの軽量化の秘密
え? マドン450g軽量化したらそれもうVENGEに勝つやん、って皆さん思われましたね。
ここでちょっとしたトリックがございます。
TDN消費者「OCLV800カーボンにしたら450g軽量化してくれるんですか?」
TREK「おう、考えてやるよ(フレームセットで450g軽量化とは言ってない)」
ということです。
この450gという数字、VENGEの時も450g軽量化!(フレーム、フォーク、シートポスト、ハンドル、ステム含み)だったのとおんなじです。
マドンの場合はアイオロスRSL37ホイール、アイオロスRSLステム/ハンドル込みで450gの軽量化を果たした。というわけです。
ちょっとガッカリ? でも完成車で450g軽くなると7㎏ジャストぐらいにはなりませんかね? デュラ完成車の56サイズで公称重量7.6㎏なことを勘案するとそんな感じじゃないですか(えなりかずき)というわけです。
気になるお値段
ハイエンド
マドンSLR9DISC(デュラエースDi2仕様)は£11350≒153173円
マドンSLR9DISCETAP(SRAMREDAXS仕様)は£11950≒1611360円
セカンドグレード
マドンSLR7DISC(アルテグラDi2仕様)は£7500≒101107円
マドンSLR7DISCETAP(SRAMFORCE仕様)は£8200≒1105740円
こんな感じです。
笑えない金額ですね! 誰かコレください。
まとめ:トータルインテグレーテッドの先へ
このところ、ロードバイク業界ではホイール・ハンドル・ステムまで含めた自社設計が流行っています。自前で何でもやる分、あがりも大きいのかもしれませんが、そういったマーケティング的な観点を抜きにしても、トータルでの設計によって性能・重量を分かりやすくする、ってのはアリですね。
新型マドンの総評ですが「オールラウンドエアロバイク」ってとこで、どう?
結構VENGEに肉薄した感がありますね。
↓さらに新型のお話