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ラピエールの新型エアロオールラウンダー「XeliusSL8.0」2022モデルの海外インプレ~高バランスで好印象~

先日発表されたフレンチブランド「ラピエール」の新型エアロオールラウンダー「ゼリウスSL」の海外インプレをばご紹介いたします。

なかなかの高バランスで海外レビュアーも好印象を受けた様子です。

Cyclistのファースト・インプレッション

https://www.cyclist.co.uk/reviews/10326/lapierre-xelius-sl-8-review

インプレの概要

総評:ゼリウスSL 8.0のは発売されて間もないが、圧倒的に好感が持てる。

ラピエールは、最新世代のゼリウスSL3を正式に発表した。
新しいカーボンレイアップを採用し、エアロダイナミクス、剛性、重量を向上させた。
幸運にも、オミクロン株が発表会への旅行を中止する直前に、我々Cyclist誌のメンバーはマリティム・アルプスのヴァンスで行われた新シリーズの発表会に招待されました。
image:Lapierre
私は皆が「トリプル・トライアングルだ!」と言うよりも早くその機会に飛びつきました。
ゼリウスSLには5.0から9.0までの6モデルがあり、グループセット(すべてシマノ製)を中心に、ホイール、タイヤ、サドルなどいくつかの仕様変更があるだけです。
私が乗ったLapierre Xelius SL 8.0は以下のアッセンブリでした。
Ultegra R8100 Di2グループセット、新しいLapierre Road Disc 38ホイール、Continental Grand Prix 5000タイヤとFizik Argo Vento R5サドルを装備していました。こちらのバイクは599ポンドで販売されます。
Image:Lapierre
GTで有名なトリプルトライアングルのデザインはそのままに、よりコンパクトなジオメトリーとシャープなアングルを強調しました。
シートポストが振動を吸収するスペースを確保することで、先代からわずかに美観が変化していることにお気づきでしょう。
Image:Lapierre

新型ステムは-5.7°の角度を持ち、新たに統合されたケーブルとホースを収納することで空力的に有利になっています(機械式グループセットではセミインテグレート)。

Image:Lapierre

ゼリウスSLはクライマー向けのバイクとして、グルパマFDJやFDJヌーヴェルアキテーヌ・フュチュロスコープで使用されていますが、もう少しフレキシブルで振動減衰機能を備えた、荒れた路面や石畳のクラシックでも使用できるバイクでもあるのです。

そのため32mmのタイヤが装着できるようになっていますが、今回は25mmを装着しています。

ライド・インプレッション

この2日間、長い登り坂がいくつかありましたが、そのほとんどは低い勾配に留まりました。

最初の数回のペダルの踏み込みから、その印象は心強いものでした。
新しい軽量化、よりコンパクトなジオメトリー、剛性アップ(Lサイズに乗ったため、このフレームは小さいサイズよりわずかに硬い)により、平坦での安定性と俊敏性のバランスが良くなっている。
もちろん、ゼリウスが快適であることは、その設計と目的からして当然のことではあります。数こそ少ないけれども未舗装路では、フレームがわずかに揺れただけでした。
そして山道に入ると、パワーを落としても、楽に上っても、本領を発揮してくれます。
ペダルの上に立つと、快適さと硬さがちょうどいい具合にブレンドされ、抵抗することなく、すべての勢いを正しい方向に保ってくれるのです。
下りも、新しいエアロダイナミクスの改善とサドルのおかげで、あまりプッシュしなくてもうまくスピードを上げてくれるから、自信を持って下れます。
ウェットコンディションでも、コーナリングはとても簡単で、これは以前私がデッキに衝突した経験から学んだことではなく、ほとんどのライダーが望むようなフリーフローなコーナリングを実現できるだろうと思います。
新しいLapierre Xelius SLシリーズがどのような評価を受けるかは、新年にCyclist誌でフルテストされるのを待つとして、この最新世代に費やされた時間と努力が報われたことは明らかです。
ラピエールのプロフェッショナルパートナーとの会話や、以前のゼリウスモデルやエアロに特化したエアコードバイクからのフィードバックにより、超多才なレーサーに磨き上げられました。
パリ〜ルーベとモン・ヴァントゥーの両レースで使用されたことは、FDJのライダーが必ずしもこれらのレースでの成績が振るわなかったとしても、かなり特別なことです。
私たち一般サイクリストにとって、両方をうまくこなせるマシンがあるということは、とても幸せなことなのです。
あなたのジャンルは今どこにあるのでしょうか?
来年のバスティーユの日に、ティボー・ピノがアルプ・デュエズで勝利する時(今回のインプレッションで乗ったものよりハイスペックなモデルであるにせよ)、それが本当に良いものなのか、私たちは確かめることになるでしょう。

訳者まとめ:高バランスなモダンエアロオールラウンダー

短期間の本当にショート・インプレッションという感じですが、それでも評価は上々の様子です。

イマドキのエアロオールラウンダーに求められてくる「ケーブル完全内装」「ほどほどにエアロ」「軽量」「タイヤ幅広めでもいける」という条件を満たしたバイクに仕上げてきてます。

個人的にはカラーリングと相まってメリダのスクルトゥーラに近い印象を受けましたね(笑)

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