どうも、せんちゃんです。
世間は新型エモンダで大盛り上がり、オールラウンドエアロバイク、というトレンドコンセプトに沿ったマシンに沸いております。
そんな中、現在の輪界でもう一つトレンドになりつつある「グラベルバイク」の新型がFACTORから登場しました。
FACTORって何ぞ
まだまだ新興ブランドのため、知名度は高くありませんが、プロレースにもフレームを供給しています。現在は「ゴリラ」ことアンドレ・グライペル擁するイスラエル・スタートアップネイションに対してサポートを行っています。
代表作はAG2Rも駆った軽量&エアロ風味の「O2」そして双胴ダウンチューブが目を引く「ONE」です。
新型グラベルバイク「LS」の概要
![](https://overwhelming-growth.com/wp-content/uploads/2020/06/Factor_LS_disc_Production__FA012RQBZ_Bike_S180_Black_WG_SRAM-3-b46a21a-scaled-1-1024x682.png)
同ブランド初のグラベルバイクになります。同ブランドでは一年ほど前に「オールロード」として「Vista」を発表していますが、明確に「グラベルバイク」としてカテゴライズされたバイクは今作が初めて。
![](https://overwhelming-growth.com/wp-content/uploads/2020/06/Factor_LS_disc_Production__FA012RQBZ_Frameset_F45_White_BG-3-80e5317-scaled-1.jpg)
レース向けに作られており、グラベルバイクながらカーボン製のフレームセットはアンダー1㎏という軽量さがウリです(950g)
「LS」は正しくグラベル向けに作られており、正確な数字は分かりませんが、「レースで証明されたジオメトリー」を持っているそうです。
タイヤクリアランスは43㎜がマックス
![](https://overwhelming-growth.com/wp-content/uploads/2020/06/Factor-LS-Press-3-e10d713-scaled-1.png)
FACTOR社はこのバイクを「何でもありのグラベルレーサー」として位置づけており、最適化された剛性とハンドリングを強調しています。
スペシャライズドの新型ディヴァージュやキャノンデールのトップストーンのように特段サスペンションを付けているわけではありません。
フレームセットはワンバイにもフロントダブルにも対応、三つのボトルケージマウントとベントーボックス(トップチューブストレージ)対応のマウントが付いています。
![](https://overwhelming-growth.com/wp-content/uploads/2020/06/Factor_LS_disc_Production__FA012RQBZ_Bike_R45_Black_WG_SRM-1-91bb02b-scaled-1.jpg)
![](https://overwhelming-growth.com/wp-content/uploads/2020/06/Factor_LS_disc_Close_shoot_37-efb7997-scaled-1.jpg)
若干スローピングしたトップチューブはフレームバッグ用のスペースを広くとってあり、また、いまやどこのバイクもそうであるようにドロップドシートステーが採用されていてリアの快適性と剛性に寄与しています。
一方で、多くのグラベルバイクがそうであるようなキャリア、フェンダー用のダボはありません。
![](https://overwhelming-growth.com/wp-content/uploads/2020/06/Factor_LS_disc_Close_shoot_21-71907ba-scaled-1.jpg)
気になるお値段
フレームセットで2650ポンド≒350275円、スラムフォースaxs組にBLACKincのホイールとフィニシングキット付きで6999ポンド≒925200円です。
お高い! 日本での取り扱いはたぶんトライスポーツさんでしょう。
まとめ:グラベルトレンドは日本にも波及するか!?
ここ最近各社がグラベルバイクを発表しまくっていますが、中々日本では流行らなそうな予感も……
このサイトのアクセス数見ててもオンロード系のバイクのほうが圧倒的に人気です。
しかし、日本でもちょっとずつグラベル系イベントが開催されつつあり、ネオ・ランドナー的な楽しみかたの出来るバイクとしてトレンドになるような、ならないような……