Vivosmart4が体力の限界千代の富士……
2年前に買ったガーミンの活動量計「Vivosmart4」なのだが、まず画面の周りの枠が外れ、バンドを止めていた部分の乳首的パーツが千切れ、ついに先週バンドが真ん中から千切れ、ご臨終の様相を呈している。
※適当に補修したところ、何気にくっついちゃったので困っている。もう買っちゃったのに! ガーミンの馬鹿!
と、いうわけでもはや活動量計がないと生活が成り立たないお馬鹿ちゃんになってしまった小生は次の製品を探し始た。
候補に挙がったのは以下の製品群
中華の激安製品もいっぱい出ているのだが、色々とめんどくさそうなのでメーカー品から選ぶことにした。
候補は以下の有名メーカー品
ド安定のガーミン(ForeAthlite、Instinct、Fenix)
ド安定のガーミン、機能や見た目の違いで似たような製品がいっぱいあるのが悩みどころ。
一番良いのはフェニックスだが、高い。
インスティンクトは安いが、もろスポーツウォッチ感が肌に合わない。
ForeAthliteは値段がインスティンクトに比べればやや高いものの見た目もしゅっとしていて好みだ。
新進気鋭のWAHOO
以前このサイトでも紹介したWahooのスマートウォッチにも興味がある。
参照:https://overwhelming-growth.com/post-2884
意外とPORALか
心拍計の有名メーカーであるPORALもスポーツウォッチを出しているため、こちらでもいいかと考えていた。
心拍計の精度が圧倒的に高いのが魅力的である。
大穴でSUUNTO
北欧デザインで多機能、ガーミンライクなロゴ(はどうでもいいか)で性能も必要十分以上なSUUNTOも候補に入ってました。何気にガーミン系よりも安い……。
結果:結局選ばれたのはForeAthlite745でした。
タイトルで大きなネタバレをしているわけだが、結局買ったのはForeAthlite745である。
楽天ポイントと合わせて4万円くらいのお買い得プライスだった。このところ完全に楽天経済圏に飲み込まれているな、と自戒しつつもポチる手を止められなかった。
やっぱりガーミン・エコシステムには勝てなかったよ……
既にここまでトレーニング用のデバイスをガーミンで統一してきただけあって、トレーニングのデータも体調のデータも、ありとあらゆるデータをガーミンコネクトで管理してきてしまっている。
この「エコシステム」の強さにはさすがの小生も勝てない。
この後楽天ポイントで「Index S2」も買ったら完璧じゃないか……とため息をつきながら購入した。
バンドの交換が可能
前回の「Vivosmart4」がイマイチだったのはここだ。
一体型になってしまっているため、バンドが大変なことになった時にどうしようもなくなってしまう。
次はもっと長く使いたい(減価償却)となると、必然的にバンドが交換可能であることが条件に入ってくる。
InstinctシリーズやForeAthliteならバンドを交換できるため、結果的にこのシリーズになった。
今年は「トライアスロン」を目標にしたい
社会人一年目でいきなりレースに出れるとは思っていない。社会人としての生活は大変だろうし、それなりにトレーニング以外の生活もエンジョイしたいとなると、どうしてもしわ寄せがくる部分だとは思うのだが、それでもやはり目標にするだけならいいだろう。
開封レビュー
付属品
付属品
本体、充電ケーブル、クイックスタートマニュアル(取り出しにくくてクシャクシャになってしまいました)
おまけのガーミンシール、既に何枚かあるため、今度届くPCにでも貼ろうと思う。
操作方法
操作方法に関しては、慣れるまではやや気を遣う部分になると思う。
何しろ、このシリーズにはタッチパネルが搭載されていない。ここまでサイクルコンピュータでもライフロガーでもタッチパネルに慣れてきた身としてはやや残念な部分ではあったが、ボタンも慣れてしまえば大したことは無かった。
とりあえず凡例としてはこんな感じだ。
各ボタンの役割だけ分かれば、あとはどうとでもなる。
初期設定の方法
これは結構困る部分であるかもしれないと思ったため、役に立つかどうかは分からないものの、少し書いておく。
最近はどのようなガジェットでも「クイックスタートガイド」と説明書のURLのみで済ませていることが多く、初期の設定にはやや困ることがある。箱がスカスカで省資源化には貢献できているものの、ユーザビリティーを考えるといかがなものか。
①言語の選択
このブログを読んでいる以上、大方日本人だと思うが、まずは日本語か英語かを選択してほしい。基本はそのまま右上のボタンをワンプッシュでOKだ。これは余談だが、たまにロシアの読者がいたりする(スパムの可能性が高いが)
うまく行くとシステムのロードが入ります。
②スマホとペアリングさせる
スマートフォンとペアリングしないと基本的に設定が出来ないのでここは問答無用で「はい」を選択すること
③Garmin Connectと同期させる(ForeAthlite本体での設定はここまで)
Garmin Connectと接続してしまえば、あとはスマホ上でGarminConnectを経由しつつ設定を済ませていければよいので、この辺は楽に仕上がります。
実走レビュー(ランニング&サイクリング)
とりあえずサクッと走ってサクッとチャリ乗ってきた感想です。
ランニング
重量がVivosmart4よりだいぶ増えたので、負担になるのではないかと心配していたものの、特に不安は無し。
GPSの精度もさすがはガーミン、しっかりしてます。
毎回のアクティビティの後にきっちり分析が出るのでピリオダイゼーションとかしたいけど自分で管理するのめんどくせーな、って人にもおすすめ出来るかな、ってところです。
ラップの管理が手元で出来るのと、1㎞ごとのアラームは便利、テキトーに流して走りたいときには向いてます。
サイクリング
サイクリングに関してはヘッドディスプレイとしてのEDGE820があるので、基本的に心拍転送モードの話をさせてもらいます。
最初心拍転送モードの設定をするのがややめんどくさいのと、ANT+よりもBluetoothの接続の方が優先されることの2点には注意が必要です。割と問答無用でスマホとリンクしてしまうので、スマホのBluetoothを切らないとガーミンとリンクが取れなくて、何度かログが溶けてます。
そもそも常にスマホとリンクさせとくとForeAthlite側の消費も激しいので同期の時だけにしておくのが基本かな、と思います。
光学式の心拍計の精度はVivosmart4より高いかもしれません、基本的な仕組み自体は変わってないので、処理のアルゴリズムに変化があったんじゃないかと予想。
バッテリーの持ちには割と難あり? GPSモードは電源を食う
ただ、良いことづくめではなく、バッテリーの持ちには割と難があります。
GPSモードにしてしまうと電源をかなり食いますし、ソーラーも付いていないので何日も着けておく、というのは少し難しいです。ブルートゥースに関しても、スマホの電源がオンになっているとすぐに同期しようとするので十分に注意が必要です。ブルートゥースでの接続が早い分、無駄に同期してしまっている印象です。
まとめ:割と「買い」の一本
ハイエンドモデルほど多機能ではありませんが、ガーミンペイやモバイルスイカ、音楽再生など最新機の機能を備えつつ、お得なプライスタグを提げているのでその辺に関してはバッチバチにおススメできます。
他のガーミンデバイスもたくさん揃えて楽しくガーミンライフをする、ということを考えると、確実に「買い」の一本と言えるでしょう。
ウォッチフェイスに関してもConnectIQ経由で簡単に変更できますし、システム的にも分かりやすいです。