どうも、せんちゃんです。
今日はつい先日終了したツール・ド・フランス2020において、どのブランドのバイクが最も勝っていたのか、どのバイクが所謂「勝てる」バイクなのかを検証していきたいと思います。
それぞれステージ優勝=10ポイント ステージ2位=7ポイント ステージ3位=5ポイントに換算してみました。写真でツールを振り返りながら、見ていきましょう。
第1ステージ
落車の頻発する波乱の幕開けとなった今大会、最初のマイヨ・ジョーヌを手にしたのはクリストフだった。
ステージ優勝 コルナゴV3RSdisc(アレクサンダー・クリストフ)
疾風怒濤の開幕ステージを最速で駆け抜け、マイヨ・ジョーヌに袖を通すのに一役買ったのがこのバイク、クリストフのお気に入りは「コンセプト」だったが今年あえなく廃盤になったため、こちらに。バイクの差をモノともせずに勝利をものにした。
ステージ2位 TREK madoneslr(マッズ・ピーダスン)
今年度モデルでより硬く、軽くなったマドンSLRを駆るのは昨年世界チャンピオンの座を戴冠し、アルカンシエルに袖を通した気鋭の選手、勝利には一歩及ばなかったが、存在感と好調ぶりを示した。
肝心のマドンのインプレ
https://overwhelming-growth.com/post-3246
ステージ3位 cervelo S5(セース・ボル)
異形のエアロマシンがステージ入賞、今年のツールはサンウェブの若手が次々とステージを制したが、セース・ボルもブレイクの予感。
第2ステージ
「今年はまだマイヨ・ジョーヌを狙う年じゃない」と言いつつ、イエロージャージをゲットしたアラフィリップであった……。
ステージ優勝 specialized TarmacSL7(ジュリアン・アラフィリップ)
モダンロードの旗手として業界のパイオニアを征くスペシャライズド、注目度ナンバーワンのマシンがツールでも勝利、デビューウィンから幸先がいい。実はクリンチャータイヤでの勝利は久しぶり。
ターマックのインプレ
https://overwhelming-growth.com/post-2124
ステージ2位 cerveloS5(マルク・ヒルシ)
異形の見た目に反してスプリントヨシ!山岳ヨシ!逃げヨシ!で大活躍のバイク、アラフィリップにも追いすがる迫真の好走を見せたヒルシにも拍手。
ステージ3位 Scott addict RC(アダム・イェーツ)
昨年のドーフィネでの登場からエアロオールラウンダーの戦列を賑わせた。早仕掛けもスプリントで敗北、本人は満足。
第3ステージ
マイヨ・ヴェールを巡ってのガチンコ勝負を制したのは「ポケット・ロケット」だった。
ステージ優勝 RIDLEY Noah fast disc(カレブ・ユアン)
「ポケット・ロケット」の異名は伊達じゃないことを証明したカレブ・ユアン、彼の勝利を演出したのがリドレーの「ノアファスト」だ。ポジションも大幅に変更を加えてさらに「勝てる」男に。
ステージ2位 specialized TarmacSL7(サム・ベネット)
山岳だけでなくスプリントでも抜群の性能を見せつけた、まさにスーパーバイクとしての貫禄だ。ヴェンジだったら勝ててたかも……とか言ってはいけない。
ステージ3位 BMC Timemachine Road SLR01(ジャコモ・ニッツォーロ)
イタリアチャンピオンも健闘したものの、ビッグスプリンター2人の伸びには叶わず……
第4ステージ
今大会を象徴するスロベニア人二人による激戦の火蓋が切って落とされた第4ステージ、ログリッチが安定感を見せた。
ステージ優勝 Bianchi OltreXR4(プリモシュ・ログリッチ)
ドーフィネでの落車負傷による不安感を拭い去るような鮮やかな勝利を彩ったのが「最強のオールラウンドリムブレーキバイク」の名を今大会で欲しいままにしたビアンキ「オルトレXR4」初登場は2016年、各社の開発スパンが早まる中、異例のロングセラーを誇る、山岳ステージでは特殊塗装の軽量版を使用。
ステージ2位 コルナゴ V3RSrim(タデイ・ポガチャル)
第1ステージの勝利に続き、山岳ステージでもその存在感を示す好走を見せた。モダンな形状(そしてダサいロゴ)になっても「古豪」の輝きを失わない。
ステージ3位 DE ROSA MERAK(ギヨーム・マルタン)
コルナゴと並ぶ古豪、デローザ、ワールドツアーチームとなったコフィディスとともに見せ場を作った。
第5ステージ
この日は集団スプリントでフィニッシュ、ファンアールトはここからスプリントに山岳護衛にと千両役者ぶりを発揮することになる。
ステージ優勝 Bianchi OltreXR4(ワウト・ファンアールト)
山岳ステージに続き、スプリントステージでも勝利、バイクがいいのか、ファンアールトが強いのか、おそらく後者だが、スプリントでも絶大な存在感、リードアウトなしの単騎でも勝負できるのはシクロクロッサーとしての強みが活きた結果か。
ステージ2位 cervelo S5(セース・ボル)
シルバー、ブロンズコレクターだったセース・ボル、今大会では惜しいところばかりだったが、未完の大器の片鱗が垣間見えた。ブレイクに期待。
ステージ3位 specialized TarmacSL7(サム・ベネット)
マイヨ・ヴェール争いを一歩リードするのにも一役買った、TarmacSL7の性能に最早疑いはないだろう。
第6ステージ
山頂フィニッシュでの逃げ切り、カザフスタン人のルツェンコがステージを制した。
ステージ優勝 wilier ZeroSLR(アレクセイ・ルツェンコ)
好調のアスタナプロチーム、アジアチャンピオンを支えたのがイタリアの老舗「ウィリエール」の軽量ディスクロード「ZeroSLR」だ。6.8㎏が容易な軽量ディスクロードで完全内装のエアロ風味、近年のトレンドセッターと言えるかもしれない。
ステージ2位 DE ROSA MERAK(ヘスス・エラダ)
昨年のブエルタでブレイクしたエラダが2位、ワールドツアーチームでもしっかりと魅せてくれた。MERAKの高い登坂性能を証明した形だ。
ステージ3位 GIANT TCR ADVANCED(グレッグ・ファンアーベルマート)
五輪金メダリストが意地を見せるも勝利には届かず、CCCの見せ場もここくらいだった……
第7ステージ
今回のツールで最も成功したライダーの一人、ワウト・ヴァンアールトがこのステージでも勝利、アシスト業務が無ければマイヨ・ヴェールすら狙える実力だ。
ステージ優勝 Bianchi OltreXR4(ワウト・ファンアールト)
リムブレーキで設計も4年前のなのに、何故か勝てるバイク、末恐ろしいです。多分ジオメトリーの妙だと思うんですけど(名推理)現在ビアンキのエントリーカーボンの「センプレ」に乗っていて次期メインバイク候補を漁っている中で、スタックとリーチが近似値になるバイクが無いです。特にスタックは1サイズ下げるだけじゃ効かないことが多い、それだけ「低く」「遠く」なんだな、と。
ステージ2位 Timemachine Road SLR01(エドヴァルド・ボアッソンハーゲン)
冠スポンサーが日本の電電公社、もといNTTなので頑張って欲しいところですが……ワウトには勝てなかったよ……。
ステージ3位 KTM REVARATER LISSE
マイナー中のマイナーみたいなブランド「KTM」のエアロロード、シートステーとシートチューブの接続部の形状がエアロすぎて最早意味不明。
第8ステージ
ボーラがサガンのためにプロトンを引きずり回した一方、チーム、そして自身のお膝元であるフランスで一矢報いる独走勝利を演出したのはAG2Rのナンス・ピーターズだった。
ステージ優勝 EddyMerckx stockeu69
エアロロード「525」は使わず、オーソドックスな軽量ロードバイク「ストーク69(日本未発売)」での独走勝利を挙げた。実はフレーム自体はRIDLEY の「ヘリウム」と一緒。AG2Rと言えばグランツールのどこかで独走勝利するイメージがあるんですが、どうなんでしょうか。
ステージ2位 TREK Emonda SLR(トムス・スクインシュ)
ターマックを仮想敵に据えて開発されたオールラウンドエアロマシン、登坂のみならず、独走力の高さも証明か。
ステージ3位 CANYON ULTIMATE CFR
多分乗っていたのは先日紹介したコレ、軽すぎておもりが必要そうです。ホイールがZIPPでやや重めだからつり合いが取れてる?
第9ステージ
タイムを失ったポガチャルの乾坤一擲、ログリッチとのスプリントを制した。
ステージ優勝 COLNAGO V3RSrim(タデイ・ポガチャル)
ステージ2位 Bianchi OltreXR4(プリモシュ・ログリッチ)
同胞にして親友とのスプリント「手は抜かない」の言葉に反して、最後ちょっとスプリント緩かったような気がする……。
ステージ3位 CerveloS5(マルク・ヒルシ)
独走勝利目前……まで来て総合勢に勝利をかっさらわれてしまったヒルシ、第2ステージに次ぐ無念……
第10ステージ
山岳ステージの合間の集団スプリント、サム・ベネットが悲願の勝利を挙げた。
ステージ優勝 specialized TarmacSL7(サム・ベネット)
ようやくの嬉しいステージ優勝、ポイントでサガンを突き放すきっかけになったのがこのステージ、かつての「ボーラ第三の男」は憂さを晴らす(?)あっぱれな勝利。
ステージ2位 specialized TarmacSL7(ペテル・サガン)
惜しくもステージ優勝を逃したサガン、ここからグリーンジャージが遠ざかっていく……
ステージ3位 RIDLEY Noah fast disc(カレブ・ユアン)
「ポケット・ロケット」の加速も一歩、二歩及ばず3位、グリーンジャージの夢は見ているのか、いないのかが気になるところ。
第11ステージ
再びのスプリント、4人横並びの勝負を制したのはユアンだった。
ステージ優勝 RIDLEY Noah fast disc(カレブ・ユアン)
迫真のハンドル投げ、超低姿勢のスプリントでまたしても勝利をつかみ取ったのはユアンだった。
ステージ2位 specialized TarmacSL7(サム・ベネット)
写真の選択ミス、ベネットがほぼ映っていないが、これだけ僅差のスプリントなのが分かる写真も珍しいのではないだろうか
ステージ3位 Bianchi OltreXR4(ワウト・ファンアールト)
サガンが3位だったが、危険なスプリントで降格、当たられたヴァンアールトの表情に注目だ。この後サガンに対する抗議が苛烈すぎて罰金。
第12ステージ
ようやく勝てたヒルシ、独走で嬉しさもひとしお。
ステージ優勝 CerveloS5(マルク・ヒルシ)
独走で勝利して見せたヒルシ、ここまで勝てず、悔しい思いをしてきただけあって嬉しさもひとしおだ。山岳から平坦の独走劇まで演出するS5にも要注目だ。
ステージ2位 KTM REVELATAR ALTO(ピエール・ロラン)
またまたマイナーなKTMがステージ入賞、ヒルシの独走には勝てなかったものの、健闘には拍手を送りたい。
ステージ3位 CerveloR5(セーアン・クラーウアナスン)
この後ステージ優勝を飾ることになるクラーウアナスンはS5ではなくR5を愛用している。同じチームサンウェブでも好みは分かれる模様。
第13ステージ
マルティネス、息子の誕生日を祝う勝利
ステージ優勝 CANNONDALE SuperSixEVO(ダニエル・マルティネス)
息子に捧げるバースデーウィン(数日後です)を飾ったマルティネスのバイクはキャノンデールのスーパーシックスエヴォ、去年登場したがラファとのコラボでお洒落仕様、昨年モデルに比べて磨きがかかったように思える。
ステージ2位、3位 specialized TarmacSL7(レナード・ケムナ、マクシミリアン・シャフマン)
ボーラのクライマーコンビも息子を思う気持ちには勝てなかったのか、ステージ優勝には届かず……。
第14ステージ
サンウェブの独走勝利劇が……!
なんやかんや言って勝ってるのがサンウェブ、勝てないのがCCC。
ステージ優勝 CerveloR5(セーアン・クラーウアナスン)
ステージ3位に続き、今度は自身がステージ優勝、サンウェブトリオ(べノート、ヒルシ、クラーウアナスン)が繋いだタイミングの妙あっての勝利。チームプレイのおかげ。
ステージ2位 SCOTT Foil RC(ルカ・メズゲッツ)
FoilRCはデビューウィンならず……も高い加速力を見せつけてくれました。
ステージ3位 DEROSA SKpininfalina(シモーネ・コンソンニ)
メラクと並ぶコフィディスのメインウェポン、エアロロードでそこそこ軽量、メインスプリンターのヴィヴィアーニは不発なものの、十分な戦いぶり。
第15ステージ
山岳でのユンボ・ヴィスマの堅強ぶりを見せつけたステージ、ベルナルはここで失速。
ステージ優勝 COLNAGO V3RSrim(タデイ・ポガチャル)
スロベニアンデュオの面目躍如が続く山岳ステージ、山頂フィニッシュでも力を見せつけたのがポガチャル、やはり失ったタイムを取り戻そうという意識がツール総合制覇に繋がったのか。
ステージ2位 Bianchi OltreXR4(プリモシュ・ログリッチ)
最早アシストが余るレベルでの「鉄壁」ぶり、クライスヴァイクがメンバーから外れた時はヒヤヒヤしたが、ファンアールトが山でも戦えたためモーマンタイ。
ステージ3位 TREK Emonda SLR (リッチー・ポート)
エースとして走る最後のツール・ド・フランスにかける想いは伊達ではなかった、ポートの執念が垣間見える走り。
第16ステージ
なんとか意地を見せたボーラ・ハンスグローエ、ステージ優勝をお持ち帰り。
ステージ優勝 specialized TarmacSL7(レナード・ケムナ)
山岳の独走もターマックにおまかせ、な嬉しい勝利、サガンのグリーンジャージ獲得が怪しくなり、ステージ優勝が欲しいボーラ・ハンスグローエもこれで一安心したことだろう。
ステージ2位 PINERELLO DOGMAF12(リチャル・カラパス)
ベルナルの失速を受けてステージ優勝狙いに転じたチームイネオス、昨ジロ覇者のカラパス含む3人を逃げに送り込む作戦は実らず……。
ステージ3位 LAPIERRE XELIUS SL ULTIMATE Disc(セバスティアン・ライヒェンバッハ)
スイスチャンピオンが3位入賞、ケムナ、カラパスコンビからは遅れをとったが、悠々と逃げ切り。
第17ステージ
「スーパーマン」ことミゲルアンヘル・ロペスが総合表彰台圏内に食い込む走りを見せた。
ステージ1位 wilier ZeroSLR(ミゲルアンヘル・ロペス)
ルツェンコに続き、好調アスタナのエース、ロペスの勝利に貢献したのはウィリエールが誇る軽量オールラウンダー、ゼロSLR、ジロでは新型エアロロード「フィランテ」の発表を控えている。
ステージ2位 Bianchi OltreXR4(プリモシュ・ログリッチ)
ライバル、ポガチャルに対し15秒差をつけてのステージ2位、山岳でも抜群の安定感を見せた。
ステージ3位 COLNAGO V3RSrim(タデイ・ポガチャル)
ログリッチに対して先行を許してしまったポガチャル、この遅れは大きなものになると思われていたのだが……。
第18ステージ
山岳賞ジャージ「マイヨ・グランペール(マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ)」だけでも持って帰りたいイネオスの執念でワンツーフィニッシュ。
ステージ優勝&2位 PINERELLO DOGMAF12(ミハウ・クウィアトコウスキー、リチャル・カラパス)
リムブレーキで山岳・平坦問わず戦える真の「スーパーバイク」ドグマがエース不在でも矜持を失わないイネオスの二人を支えた。決戦用ホイールは泣く子も黙る「ライトウェイト」を使用
ステージ3位 Bianchi OltreXR4(ワウト・ファンアールト)
ボーナスタイムを奪わせず、きっちりお仕事をこなすワウト君なのであった。
第19ステージ
ワールドツアーチーム1の若さを誇るサンウェブ、今大会でも若いエネルギーが大爆発した。
ステージ優勝 CerveloR5(セーアン・クラーウアナスン)
またも独走でステージ2勝目、サンウェブの若手の強さを印象付ける勝利となった。意外にもリムブレーキ派
ステージ2位 Scott FoilRC(ルカ・メズゲッツ)
2度目のステージ2位、クラーウアナスンの巧みなアタックからの独走には追い付けず……
ステージ3位 TREK MADONE SLR(ジャスパー・ストゥイフェン)
TREKのスプリントウェポン炸裂! とはならず……悔しさの残る結果に……。
第20ステージ
ログリッチ圧倒的優位で迎えた山岳タイムトライアル、下馬評を覆す歴史的な好走でポガチャルが勝利、グレッグ・レモンvsローラン・フィニョンの対決を彷彿とさせる世紀の逆転劇が起きた。
ステージ優勝 COLNAGO K.one&V3RSrim(タデイ・ポガチャル)
まさか、この男が勝つとは……。小生も面食らった。誰もがログリッチの勝利を疑わなかった、本人ですらそうだ。前日の山岳ステージでポガチャルをねぎらうように肩をたたいていたのに……。
ステージ2位 Bianchi Aquila CV™(トム・デュムラン)
元世界チャンピオンが山岳にも関わらずTTバイクを使用し、パワーを見せつけた……ハズだったのだが、ポガチャルが強すぎた……。
ステージ3位 TREK SPEEDCONCEPT&Emonda SLR(リッチー・ポート)
悲願のツール・ド・フランスの表彰台にポートを押し上げたのはTREKが誇る最速のスピードマシン、トライアスロンでもかなりの人気を誇るとか。
第21ステージ
シャンゼリゼで完全勝利の雄たけびを上げたのはマイヨ・ヴェールのこの男だった。
ステージ優勝 specialized TarmacSL7(サム・ベネット)
かつての「ボーラ第三の男」がここで大爆発、グリーンジャージだって取ってパリに帰ってこれることを証明した。ボーラの山岳・丘陵引き回しにも耐え、悲願の戴冠。
ステージ2位 TREK MADONE SLR(マッズ・ピーダスン)
惜しくも勝利を逃した若き世界チャンピオン、この後のクラシックに期待だ。
ステージ3位 specialized TarmacSL7(ペテル・サガン)
今年は緑のバイクに乗れなかったサガン、この後のシーズンで雪辱なるか!?
ツール・ド・フランス2020最強バイクはこれだ!
1位(実質3位) Specialized TarmacSL7(83pt、41.5pt)
やっぱりスペシャライズドは最高だぜ!! みんなもターマック買おう! は間違いです。
2チームに供給してりゃ1位取れるのは当たり前です。半分に割って実質3位です。平地でも山岳でも勝ちまくったのは認めます。
2位(実質1位) Bianchi OltreXR4(61pt)
山岳でも、平地でも、丘陵でも、勝ちに勝ったのがこのバイク。
「時代はディスクブレーキ」「リムブレーキはオワコン」「ビアンキwww」の流れを退けての圧倒的な勝利を見せつけた。
最新鋭のエアロフレームでも超軽量フレームでもないこのバイクの戴冠から分かるのは「エンジンは人間」ということ、希望が見えてきたね!
3位(実質2位)COLNAGO V3RS(rim,disc)
リム、ディスクともにオープニングウィン、マイヨジョーヌ獲得を支えたのがこのバイク、コルナゴの「古豪」としての半ば廃れたイメージを振り払う圧倒的勝利!
と、いうわけで
おら! リムブレーキだってまだ勝てるんだよ! いいか、分かったか!
(ついさっきまでディスクエアロロードを買おうとしていた男)
実はWiggle・CRCで買えるプロバイクたち
DEROSA MERAK
今回は目立った活躍はなかったものの、ほどほどにステージ入賞に食い込んだのがコイツ、コンポはアルテDi2のホイールが安いやつですがお安く買えます。
DEROSA SK
エーススプリンターのエリア・ヴィヴィアーニは不発だったものの、こちらもそこそステージ入賞してます。お安く買えるのが嬉しいです。
RIDLEY Noah fast(リムブレーキ)
RIDLEY のエアロロード、こないだまでディスクブレーキモデルもあったはずが売り切れに、リムブレーキはまだ在庫あります。