どうも、せんちゃんです。
肝心のツールドフランスを明日に控えた今日この頃、またも新型です。
今度はスコットから人気のFOILがモデルチェンジ! またもディスクブレーキオンリー!
SCOTTのFOILがモデルチェンジ
SCOTTのFOILと言えば近代エアロロードの先駆けみたいなもんで、2代目が2015年に登場してから4年間ラインアップに留まっていたロングセラーモデルです(最近はモデルチェンジが早すぎる)
他社からゴリゴリでバッキバキのエアロロードが多数登場する中、それでも一線を張っていたのがスゴいですが、2016年にはパリルーベを制していることもあり、性能は折り紙付きです。
そんなFOIL君もあえなくモデルチェンジ、昨年はアディクトもモデルチェンジしたので、その流れに乗ってます。
スコット(SCOTT)の新型アディクト(ADDICT)が登場、2020年モデルでの発表は?
フレームは前作とほぼ一緒!?
さて、そんなFOILですが、実はフレーム形状は前作とそんなに変わってません。
変更点と言えば……
ドロップアウトの形状……よりホイールの脱着がしやすくなりました(プロチームからの要望により)
ディレイラーハンガー……ダイレクトマウントと通常タイプが選べるようになりました。
じゃあモデルチェンジちゃうやんって感じですが、そこはSCOTT、ちゃんと変わってます。
フォークがケーブル完全内装対応に!
フォークが新設計(アディクトと同様)によってケーブル完全内装に対応!
現代エアロロードへとアップデートされました。
恐らくシートポストもアディクトと同型の軽量タイプに変更されてるはず。
ケーブル完全内装は最早常識
最近はアルミロードですら完全内装なので最早常識ですが、アディクトと同様のクレストンICSLハンドルと分割式のコラムスペーサーのおかげもあって、完全内装になりました。
タイヤクリアランスは30cまで
恐らくシートポストは変わってる……はず……
エアロダイナミクス
サイクリングウィークリーの実験では、先代のリムブレーキタイプのVENGE Viasより若干エアロだった、ということで一般的なケーブル内装で削減できる3w+クレストンICSLの抵抗削減量でー5w+αってところじゃないでしょうか。
重量
もとのFOILプレミアムディスクがフレームで970g+フォーク320gぐらい(個体差あり)だったので、今作もおんなじぐらいと予想されます。
ただ、ハンドルやシートポストが軽くなっているので、システムウェイトは50~100gくらい軽くなるんじゃないでしょうか。
完成車で先代が7.4㎏くらいだったので、システムウェイトの軽量化とディスクブレーキ化で差し引きして、おんなじぐらいが妥当なところですね。
気になるお値段
一番上のFOILプロがデュラエースDi2組で113万8600円くらい
セカンドグレードのFOIL10がスラムFORCE Etap組で76万くらい
その下のFOIL20がアルテグラDi2組で69万くらい
ボトムのFOIL30がアルテグラ組で51万くらい
まぁ、高いわな。
まとめ:派手さはないものの、着実な進化
正直もう少し進化するかな、って思ってましたが、前作が秀逸だっただけに期待値がデカすぎたかしら……
でも、完成車重量は軽くなりそうですし、ターマックSL7と比べちゃ酷ですが、VENGEとはタメ張れそうな気配がしますね!