どうも、せんちゃんです。
夏ももう、終わりだね……と言いたくなるところですが、全然涼しくなってないので、まだまだ夏は終わりません。まだまだ暑いので通勤で汗をかかないためのロードバイクの魔改造が捗ってます。
レースバイクの端くれであるセンプレにキャリアを取り付け、パニアバッグ、とまではいかないものの、バッグを取り付けてしまいました、南無三。
そんな今日の本題はこちら
FACTORからまたも新型バイクが!?
先日新しいグラベルバイクの紹介をしましたが、そんなファクターからまたも新型が登場の予感がビンビンしてます。
https://overwhelming-growth.com/post-2894
正式に発表されたため、追記しています(9/8)
元ネタhttps://www.bikeradar.com/news/factor-ostro/
フルームの新しいバイク
昨年のドーフィネでの落車から復帰もなかなか調子が上がらない……
そんな中、来期はイネオスを離れてイスラエル・スタートアップネイションに加入するフルームの愛機となるかも知れないニューバイクがドーフィネでファンによって目撃されていましたが、正式発表となりました。コイツです。
パット見だと、最近発表された新型リアクトやbmcのタイムマシーンにしか見えませんが、コチラが新型です。
見た感じ同社のエアロロード「ONE」と「O2vam」を足して2で割ったような感じ、流行のエアロオールラウンダーのまんまです。
小生の雑感としては、割とまともなロードバイク、って感じです。
「ONE」なんかは双胴ダウンチューブにTTバイクみたいなヒンジフォークを採用した化け物みたいなやつだったので、ものすごく落ち着いた印象です。
軽量でエアロ、重量は楽々6.8㎏
見た目はわりとエアロ感じですが、トップチューブに燦然と輝くのは「V.A.M」の3文字、同社の軽量バイクにのみ付けられる名称のため、このバイクも当然軽量でないと困ります。
このバイクはとにかく軽量、フレーム単体で780g(54サイズ、しかも塗装済み)で同社曰く、パワーメーター付きでも簡単に6.8㎏のバイクが作れる、とのこと。
「O2vam」の時に採用されたのと同じ方式で、シート状のカーボンである「テキストリーム」に東レのカーボン、日本グラファイトの樹脂を採用しており、素材から軽量化してます。
また、細かい部分ですが、シートステーがめちゃくちゃ細くなっているほか、シートチューブ/ポストの幅が狭くなってます。こういった工夫も軽量化に一役かっています。
また「ONE」とは違って(この画像じゃ確認しにくいこと山のごとしだけど)
双胴ダウンチューブは非採用です、ヘッドチューブもヒンジじゃなくて普通の、こういう部分でもごりごり軽量化してます。。
さらに、ステム一体型ハンドルも新型の「O2VAM」譲りではあるものの、ケーブルの完全内装に成功してます。
空力性能(フレーム&ホイール)
カムテール形状なのは既定路線ながらも、ただのカムテールではなく、ヨー角で言うと0°~10°に最適化するために後端が割とワイドなのが特徴です。年初に発表されたFELTの「AR DISC」も似たような設計思想でしたね。
また、フレームの各セクションに存在する「継ぎ目」の部分に着目したシェイプにも要注目です。
エンデュランスロードでもいける快適性
同社によると「パヴェ」でも行ける!ってレヴェルで仕上げてきてるらしいです。この辺は選手から要望があったそうで、やたらとワイドスタンスで下手すりゃアホっぽくも見えるフォークは32㎜タイヤ(クロスバイクかよ)を飲み込むためのものだそう……です。
この辺はサーヴェロの「モダンロード」カレドニアシリーズに近いですね。
↓「カレドニア」シリーズのインプレはコチラ!
https://overwhelming-growth.com/post-2894
まとめ:ターマックSL7キラーになるか、今後に期待!
もはや「軽いだけ」のバイクも「エアロなだけ」のバイクも時代遅れ、新時代を制すのは「エアロオールラウンダー」になってまいりました。
技術革新の速さに驚きですが、このバイクは6.8㎏が余裕、とターマックSL7やらスコットのアディクトやらとためを張れる実力です。
ちょっと欲しい、シックな見た目と被らなそうな感じが最&高、ただ高い。
小生の中では今サーヴェロの「S-series」がキテるので……