どうも、せんちゃんです。
すすら寒い日が続くので、体調には気を付けたいところです。
さて、今回はどちらかというとマイナーな部類のスペインブランド「BH」の計量モデル「UltralightEVOdisc」が新型になったお話です。
UltralightEVOdiscが新型に!
BHといえば、先日エアロエンデュランスロードを発表していましたが、今回は軽量ロードバイクもアップグレードしたようです。
現在は「ブルゴスBH」にバイクを供給しています。
昨年はワレン・バルギル擁する「アルケア・サムシック」に供給していましたね、LOOKのバイクに物言いがついて、サプライヤー急遽変更の際に駆り出されたのがこのブランドでした。
UltralightEVOは軽量性と剛性、重量剛性比に主眼を置いたモデルで、エアロロードの「G8Pro」と併用されていました。
「ゴリラ」ことアンドレ・グライペルもこの2モデルを併用したそうです。
新型の概要
・フレーム重量が40g軽量に! 790g→750g
FSA「ACR」システムを用いたケーブル完全内装
・シートポストクランプを廃止、臼式を採用、シートポスト径は27,2mm
・更なるインテグレートと利便性向上のため、スルーアクスルにホイール脱着工具を内蔵
・機械式・電動式両方に対応
重量とジオメトリーなど
重量はMサイズで750g、先代と同じくTorayT1100Gをメインにピッチ系カーボンを各部の剛性強化に使用、HCIMホローコア成型でフレームを構成。
BB規格はBB386EVO、タイヤクリアランスは30㎜まで。
ジオメトリーには特に変更なし、4サイズ展開です。
402mmというショートチェーンステー、クイックなハンドリングを実現する72.5°~73°のヘッド角が特徴です。
気になるお値段とラインナップ
ラインナップは完成車4モデルですが、新しいフレームなのは上位3モデルで、先代も引き続きラインナップに残っています。
LOOK795もこんな感じでしたね。
LOOKから795BLADE RSの新型が2021年モデルで登場!300gの軽量化!
トップモデルのUltralightEVO9.5は12000ユーロ≒149万円
コンポーネントはSRAMRedAXS(画像はクランクが違います)
ホイールはZIPPの454
ハンドルはvisionのMetron5DACR
セカンドグレード(?)のUltralightEVO9.0は9000ユーロ≒118万5000円
コンポーネントはデュラエースDi2にクランクがFSAのK-Forceカーボンクランク
ホイールはvisionのSC55
ハンドルは同じくvisionのMetron5D ACR
さらにその下でお求めやすい価格のUltralightEVO8.5は6300ユーロ≒78万円
コンポーネントはシマノのアルテグラDi2
ホイールはインハウスブランドのEVO38
ハンドル/ステムはBHオリジナルの一体型(もちろんACR対応)
こちらは先代のフレームのUltralightEVO8.0、5500ユーロ≒68万円
アルテグラDi2にハンドル/ステムはアルミでコストを抑え、モデルの裾野を広げています。
カラーオーダー対応&納期は来年!?
新型フレームのモデルのみカラーオーダーに対応、アップチャージはありますが、WEB上でシュミレーションできます。
すぐにオーダーが始まるそうですが、サイズやモデルによっては納期が来年4月になることもあるそう、欲しい方はお早めに。
まとめ:「ディスクロードは重い」時代の終焉
技術革新のスピードというのはすさまじいものでして、気が付いたら「ディスクロードは重い」なんてことは無くなっていました。
ターマックSL7にはじまり、最近じゃビアンキの「スペシャリッシマ」も750gと、最早リムブレーキでも軽量モデルの部類に入るものが増えてきました。
もうリムブレーキのフレームは流行らないのかな……10年前の設計のフレームに乗っているので色々と心配になります。
BHのエアロエンデュランスロード「RS1」