先日発表されたボントレガーのアイオロスRSLシリーズの新作のうち、ディープリムで一番ン人気の出そうなRSL51のインプレが上がってきていたので、さっそく翻訳していきます。
↓アイオロスRSLシリーズの最初の1本
Bontragerの新型ホイール、AeolusRSL37の海外インプレ
Bycyclingのインプレ
https://www.bicycling.com/bikes-gear/a36113148/bontrager-aeolus-51-review/
インプレの概要
アイオロスRSL51は素晴らしいホイールだ、スピード、安定性、それから快適性も兼ね備えている。
・重量制限なし
・チューブレスレディーで太めのレーシングタイヤに最適化されている。
・よりエアロダイナミクスに優れていて、先代のシリーズよりも低抵抗
実走インプレッション
僕はローンチの前から、すでにアイオロスRSLとアイオロスPROの二つのホイールを入手していた。
これを僕自身で試すだけでなく、RSLのほうは地元のチーム員で、優れたライダーであるマイケルにも試してもらった(マイケルはフルタイムワーカーで所帯持ちだが、それでも2020年の総走行距離は15000㎞を超える、2021年はすでに4000㎞を突破)
セッティングはRSLのほうがBONTRAGER R3チューブレス(25c)PROのほうには同じタイヤの28c版を取り付けている。
今のところサーヴェロのR5にZIPPの303のチューブレスを使用しているマイケルはこう言った「303は素晴らしいホイールであることは間違いない、しかし、RSL51は……人生で一番いいホイールかもしれない……比べようがないんだ……」
もちろんマイケルにはパワーメーターを取り付けて走ってもらっていて、ライドの記録をここまでの記録と比較してみると、結果は明らかだった。
確実にこのホイールは彼を速くしている。
僕が軽く流しているときも、このホイールは速く進みたがる。そしてh僕が本気で走っているときは、僕が速く走るのを手伝ってくれるんだ! 僕がこのホイールを試してからの最初の一週間で相当な量のSTRAVAのPRが出た、もちろん、ヒルクライムも含めてだ。それから、各セグメントで3位以内に入るような走りをできるようになった。
ホイールの安定性
マイケルはこのホイールの安定性についても高く評価している
UCIには報告しないで欲しいのだが、僕はよく「スーパータック」ポジションを使用する、そんな時、このホイールはとてもしっかりしていて、岩のように感じられるんだ。横風の中でも極めて安定している。
僕らは暴風の中でのライドも経験したけど、似たようなディープリムホイール(もちろん、僕の使っている303も含めてだ)に感じたような問題は起きなかった。
ホイールの堅牢性
このホイールは、マイケルのグラベルライディングでの冒険に無傷で耐え、公道での高速グループライドでよく見られるようなヒヤリハットをも乗り越えました。
火曜日のクラブライドでのことです、街に向けてのダウンヒルスプリントで、リードアウトトレインが目の前で二手に分かれたのですが、私は気づかずに全速力で直径2インチの枝を乗り越えてしまいました。そこでホイールは衝撃を吸収し、私は吹き飛ばされることなくバイクにとどまりました、そしてホイールには衝撃によるダメージがないようです。
不満点:速すぎて逆に危ない
彼は、ホイールについて興味深い批判を1つ持っていました。
ダウンヒルではスピードが非常に速いので、バイクのコントロールを常に把握している必要があります。速度とのトレードオフはかなりありますが、何度かぞっとするような場面がありました。
彼がホイールに慣れるにつれて、この感覚は和らぐだろうと私は思っているのだがね……
アイオロスPRO51の実走インプレ
Pro 51での私のインプレッションは、マイケルがRSL51を使用したコンディションよりも著しく低速でしたが、感想自体はとてもよく似ています。
少し偶然にも、私は35cの Pirelli CinturatoでをZipp 303Firecrestチューブレスホイールで使用していました。
このホイールをバイクから引き抜いて、AeolusPRO51を取り付けました。
私はボントレガーのホイールの快適さを長い間愛してきました—が、今回、これが市場で最も抵抗が少なく、滑らかなホイールの1つであることがわかりました—そしてこれらのホイールがこれまでの「ボントレガーのホイール」に期待するのと同じ良い感触を提供してくれてうれしかったです。
非常に滑らかで衝撃をも吸収してくれるホイールセットですが、横方向の剛性や急加速には何の影響もありません。
さらに物凄く速く感じられ、空気を上手く切り裂いてくれます。
ホワイトペーパーで空気力学を判断するのは難しいですが、私はベンチマークとして、エアロではないホイールも試していますが、アイオロス51は平均よりもはるかに抵抗が少ないと感じます。
まとめ:現時点で最高峰のホイール
マイケルが言ったように、最近地元では異常に風が強くて突風が吹いているので、私はホイールの安定性を感じる機会がたくさんありました。
つまり、一言で言えば、素晴らしいです。
全体として、これはレース向けのオールラウンドなロードバイク(およびロードっぽいバイク)に適したバランスの取れた高性能なホイールセットです。
また、重量制限がなく、優れた保証があり、チューブレスの互換性があるため、ミッドハイトホイールのカテゴリーで最も賢い選択だといえるでしょう。