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ツール・ド・フランス2018第12ステージ──ラルプ・デュエズで「あの男」が逃げた!──

どうも、圧倒的成長丸でス。大分レポートはめどが付きそうな感じになってきました。頑張った! 今回のレポートは「『セカイ系』の視覚文化──セクシュアリティとジェンダー──」「我々の生と死──男根の問題──」「高校現代国語の病癖」「日本考古学の相克」みたいな感じのタイトルのやつです。もはや何を勉強している奴なのかが分からないでしょう。専攻は考古学ですが、最近どうにも飽きてきました。測量とかは楽しいのですが……いまいち議論を交わすようなことや遺物の用途についての話などがなく、また日本考古学ばっかしで正直退屈……外国考古やりたくてわざわざ勉強頑張ったのに……これじゃ疲れるばっかりです。はぁ……心理学コースで女の子と楽しくキャッキャウフフしておけば良かった……後悔先に立たず、です。趣味でやってる哲学の方が面白いし、アーもう。「初志貫徹」の大きな罠ですよ。おちんちん!(憤怒)
というわけで(うまくまとまったようでまとまってない)昨日のツール第12ステージの感想です。
ツールと言えば誰もがラルプ・デュエズを思うほど、数々の名勝負を生み出してきました、本日はこのラルプ・デュエズの登りが勝者をふるいにかけます(1997年ツール・ド・フランス第13ステージ、英雄たちの夏物語ナレーション)。の名ナレーションが頭に響くこのラルプデュエズの登り、かつて稀代の名クライマーであったイタリアの英雄、マルコ・パンターニが最短登坂記録をたたき出したこの山、あまたの名勝負に彩られた21のコーナーと急勾配、エリスロポエチン? 知らんがな、アンチは黙っとれ
この第12ステージはかつてのマルコ・パンターニのようにBianchiのバイクに差し色は黄色のチーム、ロットNLユンボのエースナンバー161、システィーフェン・クルイシュウィックが魅せました! ステージ優勝には至らなかったものの、熱い走りに小生は胸が熱くなりました。
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独走状態のクルイシュウィック、端っこに映る文字は貧乏大学生の証、日本からのアクセスに応えてくれないユーロスポーツのライブストリーミングを見るにはこれしかないんや!
小生が観始めたのはクルイシュウィックが独走を始めたところで、お、逃げたな。となってから風呂に入り、ラルプデュエズの登坂が始まる前にと急いで出てきました。丁度ダウンヒル区間でしたが(クルイシュウィックは霧の中でのダウンヒルで落車し、それが原因でマリア・ローザを失ったことがある)ラルプデュエズ周辺は快晴で安心してみていられました。
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美しい湖畔の風景
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独走を続けるクルイシュウィック
タイム差が5分以上あったため、クルイシュウィックが暫定マイヨ・ジョーヌ(ヴァーチャルマイヨ・ジョーヌというと笑える、Vtuberみたいなもんか)このままチームスカイを倒すんだ! と応援にも熱が入ります。
しかし、ラルプ・デュエズの登坂に入ってから急速にタイム差は減少、独走で疲れたクルイシュウィックと後ろからやってくる総合上位組とではスピード、疲労ともにに違います。そして、バルデがアタックしたことによって戦いの火蓋が切られ、散発的なアタック合戦の後、フルームがクルイシュウィックをパスし、またフルームかよ、と言おうと思ったらデュムランが食い下がり、またもやトーマスがただ乗り、お前、前牽けよ! そうこうしているうちに後方から追い上げるニバリ&ログリッチ、ニバリは観客に当たったのか落車、昨日は平気でしたが、現在の第13ステージには出走できてません。結局デュムラン号からトーマスが発射、お前、恐らく世界一有名な機関車、子供たちの人気者と同じ名前なんだから前牽けよ!(二回目)一昨日の再現を見ているかのようなフィニッシュ、お前めっちゃエースとしての走りを楽しんどるやないか……
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ステージの結果、またチームスカイかよ……ゲラント・トーマスはマジで移籍しろ、そっちのが絶対楽しい。
このステージはきつすぎて多くのスプリンターが脱落しました。ゴリラことグライペルはチームカーに頼って登るようなら、自分で登れないのなら、意味はないと男気を見せてリタイア、愛しの最速王子フルーネウェーヘンもリタイア、ガビリアもリタイア、キッテルもリタイア、サガンのマイヨ・ヴェールが確定しました……というわけで今日は久々の平坦、逃げの具合はどうじゃろな~

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