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ツール・ド・フランス2024で最も安いバイクと最も高いバイクは?  そして価格と性能差の関係とは……驚きの結果に

一週間チョイ前に終わったツールドフランス、ヴィンゲゴー復調からの3連覇に2000ペリカ全ベットしていましたが、蓋を開けてみればポギポギ劇場、TTでポギポギして、丘陵でポギポギして、山岳でポギポギして、ってしてたら大差でポガチャルが勝って終わり! ってな具合でした。


ポガチャル嫌いじゃないし、むしろ好きなんですけど強すぎて正直観戦しててつまんないんですよね笑

最大のライバルになるかと思われていたログリッチは今大会も落車でリタイア、彼は最早ツールドフランスに嫌われているまでありますね……。

年齢的にもそろそろツール制覇を狙うには厳しくなってくるところなので今年あたり勝ってくれるとよかったのですが……

さて、今回はそんなツールのバイクと値段のお話。

https://www.bicycling.com/bikes-gear/a44602210/what-are-the-cheapest-and-most-expensive-bike-at-this-years-tour-de-france

ツールドフランス2024 一番安いバイクと一番高いバイクはどれだ?

男子のツール・ド・フランスは、サイクリングブランドがバイクを披露する場として、間違いなく最も注目を集めます。

当然ながら、これらは現在、あるいは間もなくライダーが購入できるようになる最も高価なロードバイクの一部といえます。

しかし、ツールで最も安い自転車と最も高い自転車について考えたことはあるでしょうか?

そして実際のところ、どちらが優れているのでしょうか?

最初の質問に答えるのはいたって簡単ですが、2番目の質問は実はそうではありません。

しかし、私は少なくともそれを考えるためのいくつかのアイデアを持っています。

一番安いのはUno‐XのDare VSRu

2024年ツールで最も安いバイクは、チームUNO-Xが乗るDare VSRuです。

チーム仕様でも7,450ドル(≒1,151,200円 7月30日時点)と非常にリーズナブルです。

しかも、デュラエースのグループセットとDTスイスのARC1400カーボンホイール付きなのです。

対照的に、今年のレースで最も高価なバイクは18,000ドル(≒2,540,610.00 円  7月29日時点)もするのです。

そのバイクはUAEチーム・エミレーツが乗るコルナゴV4RSです。

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市販品のチームレプリカだけでも16,800ドル(≒2,782,200円 7月30日時点)、その上でさらにカスタムが加えられており、チームライダーが乗るバイクには、特注のダリモシートポスト、カーボンTiのチェーンリング、ディスクローターなど、非常に高価な軽量パーツが装着されています。

さらに、まだ未発売のEnveワンピースハンドルバーもあるのです。

これらすべてを合わせると、チームUNO-XのDareの2.5倍近い値段のバイクになってしまいます。

価格と性能にはどんな関係があるのだろうか?

明らかに、2台のバイクにとって性能差を生み出す最大の要因は「選手」でしかありません。

今年のツールで各チームが獲得した賞金を見てみると、UAEチーム・エミレーツがUNO-Xの806,810ユーロに対して60,170ユーロと、13倍以上の差でUNO-Xを大きく引き離しているのです

私の目を引いたのは、UNO-Xが、レースで最も安いバイクに乗っているにもかかわらず、実は不振のチームとはほど遠い、ということです。

実際、今大会に参加したのは22チームでしたがそのうち、賞金ランキングでは8位につけているのです。

UNO-Xは、他のどのチームもよりも安いバイクに乗って、高価で、間違いなく “ファンシー “なバイクに乗った他のチームをなぎ倒していることが分かります。

これは驚くべき事実といえるでしょう。

というのも、(私も含め)あらゆるレベルのライダーは、バイクにお金をかければかけるほど、より良いバイクになると(多少なりとも)信じてきたからです。

しかし、それはある程度までしか真実ではないことが分かります。

そのポイントがどこなのかを正確に言うのは難しいのですが、推測するに、おそらく3,000ドル前後で立派なアルミフレームに到達したあたりだろうと思われます。

それを超えると、価格が上がるにつれて性能のマージンはどんどん小さくなり、ライダーの能力が性能を決定する最も支配的な要素になるのでしょう。

つまり、エリートレベルでは、8,000ドルのバイクと18,000ドルのバイクの差は、見た目よりもはるかに小さいということです。

まとめ:結局最後は「脚」がものを言う

当たり前の結論に至ってガッカリ、という感じかもしれませんが、どんなに安価なバイクだって、どんなに高価なバイクだって、性能を決めるのは乗る人間の「脚」でしかないのです……。

30万くらいで仕上げた小生のファーストバイクのビアンキセンプレと100万近くかけて仕上げた現在のバイクCervelo S5(旧モデル)で、性能差は端々に感じられはするものの、具体的にタイムが云々って話になると、言葉を濁さざるを得ません笑。

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毎日乗り回していた最高のコンディションの時だと差が出るかと思いますが、週に1度乗るか乗らないかの現状だと、正直差がつきません。

そういうことです。

ちなみに2023年は……

去年も実は最安バイク、最高値バイクともに一緒でした。

最安:DARE VSRu

最高:COLNAGO V4Rs モデル名は似てるのに倍以上値段が違うのは素直に驚きですね。

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