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スペシャライズド「S-WORKS AETHOS(エスワークス エートス)」の海外インプレ

どうも、せんちゃんです。

先日ボーラ・ハンスグローエの“ロックスター”ことダニエル・オス選手が「僕はルールをちょっとだけ破るのが好きなんだ(超意訳)」というコメント付きでセルフリークした新型軽量バイク「AETHOS(エートス)」が正式発表と相成りまして、各社からインプレが上がっておりますのでシコシコ翻訳していきましょう。

Velonewsのインプレ

Photo: Brad Kaminski | VeloNews.com

インプレのまとめ

評価:★★★★☆

新しいカーボンレイアップによって作り出された軽量バイク、ねじ切りBBでパワーメーター内臓

いいところ:めちゃくちゃ軽い、そしてすごく硬い。ハンドリングが良好でペイントがカッコいい。

悪いところ:めちゃくちゃ高い、快適性がそんなにない。

★が4つなのはあまりに高額だから、そうじゃなかったら★5つつけていい。

実測重量とサイズ

56サイズで13.6ポンド≒6.17㎏

ライドインプレション

Photo: Brad Kaminski | VeloNews.com

2006年、僕はアリゾナのバイクショップで働いていた。ある日、お客さんにこう言われた「お金は幾らかかってもいいから、最軽量のバイクを組んでくれ」と、僕らは言われた通りに組んだ。

完成したバイクは10ポンド≒4.54㎏をわずかに超えるものだったが、それは酷いものだった──路面が悪いと跳ねすぎるし、いつ壊れてもおかしくないように感じられた。

この「エートス」に限って、そんなことは一切ない。しっかりと組まれているのが分かるし、パワーをかけるのを躊躇う必要もない。

正直なところ、僕が考えていたよりもずっとこのバイクは硬いし、僕の好みよりも全然硬い。

その代わり「快適性」は27.2㎜のシートポストに委ねられた。こいつは何かに乗り上げると確かにしなっているのが分かる。

だけど、フレーム本体はロードノイズを割としっかり目に伝えてくる。

まぁ、不快な感じではなく「路面の状況が分かる」って程度ではあるんだけど。

意外とレース向き

僕はこのバイクに乗るのが好きだから、何時間も、何度も乗った。

でも、もっとこのバイクを好み、もっと長く乗る人がいるとすれば、それはきっと「レーサー」だろう、このことは別に驚くようなことじゃない。

ハッキリ言ってしまおう、「エートス」は紛れもなくレースバイクだ。スペシャライズド社はレースバイクではなく「ヒルクライムバイク」であると宣伝しているが、レースに出ないと勿体ない。

つまり「レースバイク」に乗っているのだからエートスでレースに出るのは当たり前のことなのだ。

ヒルクライムとダウンヒル

最初の3回のライドのうち2回はコロラドの山岳を含むライドだったが、エートスはすぐに私が今まで乗ってきた軽量バイクと同じように感じられた。

しなやかで、軽く、そしてパワーをかけるとしっかり硬い。

そしてダウンヒルはカミソリのようだ。

ターマックほどハンドリングはクイックではないものの、ジオメトリーが特徴的なおかげだろう。

剛性が影響しているのかも知れないが、二つのバイクを比べてみると、驚くほど似通っている。

しかし、そこにはやはり明確な違いが存在するのだが……。

幾つか普段使っているヒルクライムコースでパーソナルレコードを大幅に更新したのだが、これはひとえにエートスのおかげであるとしか言いようがない。

特にダンシングに差し掛かると、このバイクは輝く。

この点において、僕はもう少しこのバイクを上手く扱いたいと感じた。

それはきっととても楽しいことだろうと思う。

それから、もう少しハイトの高いホイールに換装して同じコースを走るのも良いかも知れないと思った。

もっと大きなブレイクスルーが来そうな気がするし、さらに数秒タイムを縮めることが出来るだろう。

今のところ「これはレースバイクではない」という売り文句には乗りたくない。特に天まで届きそうなプライスタグを引っ提げているのであればね。

だが、そういったことを考えずにただバイク全体として見るのであれば、なんということはない、僕はこのバイクが欲しい。

しなやかで軽く、速く、そしてすごく軽い。加えてミニマルなグラフィックとゴージャスなペイントまでついてくる。

調整可能なのが嬉しい

さらに言えば、コックピットが調整可能なのも特に気に入っている。

最近のレースバイクはどれもインテグレートを優先しているのにね。

僕はトラディショナルなステムが好きなんだと最近気づいた。

自分でボルトを緩めてハンドルの角度をすぐに、且つ素早く調整できるのがいいんだ。

だから「エアロダイナミクス」は二の次でいい。

技術の進歩とバイクの高額化について

このバイクは僕がアリゾナのバイクショップでレンチを握っていた頃から、ロードバイクのテクノロジーがいかに進歩してきたのかを示している。

残念だけど、同時にどれだけハイエンドモデルの価格が上がったのかも示す好例になっている。

もし、スペシャライズド社が本当にロードバイクに熱中している人たちにこのバイクを届けたいと考えているのなら、価格を4分の1にすべきだと僕は思うけど、そういうわけにもいかないよね。

だってこの価格もこのバイクが「特別なモノ」であることを証明する一つの材料なのだから。

お金があるのであれば、このバイクの走りはコストに値する。

でも、僕らの大半はこの理想的なレースバイクを外からいいなぁ~と指をくわえてみていることしかできないかもしれない。

Bikeradarのインプレ

https://www.bikeradar.com/reviews/bikes/road-bikes/specialized-s-works-aethos-dura-ace-di2-review/

インプレのまとめ

いいところ

圧倒的に軽量なフレーム、シャープなハンドリング、32㎜のタイヤクリアランス、毎日のライドにピッタリのアッセンブル

悪いところ

チューブレス対応ではない

値段が高い、最低でも120万円以上

エアロロードは「速い」軽量バイクは「速いと感じる」

エアロロードは恐らく「速い」そしてこの「エートス」のような軽量バイクは「速いと感じる」この違いは非常に重要だ。

前者は風洞実験でも証明されており、圧倒的に速い、というのが半ば実証されたような形だが、後者は路上に出て、走り出した時に「速い」と感じるのだ。

しかしこの「エートス」

訳者まとめ「ラグジュアリーバイク」の極致

パンピーには高くて手が出せませんな、小生のような小市民、というか学生には一生縁がないだろうバイクです。

あんなもの買った日には破産です(正直買えなくもないけど、これならターマックの方がいい)

おススメ出来るのはめっちゃ金持ってる人かヒルクライマー、後は実業団のレーサーの皆さんかな、でもエアロダイナミクスは二の次の設計なので、同じ金額、というかちょい安いですが、よほどじゃない限りターマック買った方が気持ちよくなれそうな気がします……。

https://overwhelming-growth.com/post-2124

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