ロードレースシーズンが開幕し、ポガチャルはUAEツアー総合2連覇、ファンアールトがオムループで優勝とビッグネームの活躍が目立つ今日この頃です。
そんな中、スペシャのホイールブランドROVALのハイエンドエアロホイールRapide CLXにチューブレス対応の予感です!
https://www.cyclingnews.com/news/tubeless-roval-rapide-clx-wheels-spotted-at-opening-weekend/
Cyclingnewsが発見
Cyclingnewsは、Omloop Het NieuwsbladでQuickStep-AlphaVinyl、Bora-Hansgrohe、Team TotalEnergiesのライダーのバイクに、全く新しいRovalのホイールが装着されているのを発見しました。
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一見すると、既存のRapide CLXのホイールに見えます。
しかし、バルブの横にさりげなく貼られたラベルが、このホイールがチューブレス対応であることを物語っています。
多くのプロライダーやチームのテクニカルスタッフは、チューブレスタイヤの乗り心地、パンクシール性、そして低い転がり抵抗を高く評価しています。
プロライダーやチームのテクニカルスタッフの多くは、チューブレスタイヤの乗り心地やパンクシール性、転がり抵抗の低さを評価しています。
Rovalによると、チューブレスタイヤによってリムにかかる力が大きくなるため、余分な材料が必要になるのだそうです。
チューブレスタイヤの利点は、この補強による重量増を帳消しにできるほど高くない、と主張していました。
クリンチャー専用ホイールでも結果は出せているし、出ている
スペシャライズドがサポートするチームにとって、クリンチャータイヤへの変更は、パンクのリスクはあるものの、決して失敗に終わったわけではなかった。
ジュリアン・アラフィリップは、遅れて開催された2020年ツール・ド・フランスのステージで優勝し、最も注目を集めました。
しかし、より印象的だったのは、ドゥースニンク・クイックステップチームが2021年の春のクラシック、遅れて開催されたパリ〜ルーベでクリンチャータイヤを使用することを約束したということです。
「チューブレスタイヤの可能性は認識しています。今のところ、性能のバランスは、パフォーマンスロードのライダーにとって、チューブタイプのホイール/タイヤシステムの方に軍配が上がります。私たちは、チューブレスタイヤの欠点を減らしながら、その利点を実現するための努力を続けていきます」
と、カプロンが発表会で語っていた。
その言葉通り、Rovalは確かにチューブレスへの取り組みを続け、現在、その技術はチューブレスのメリットを大きくしているようだ。
その結果、多くのスポンサーライダーが、このホイールを試している。
新型のタイヤもテスト中
ひとつだけはっきりしているのは、このホイールにまだ未発売のS-Worksタイヤが付随していることから新しいタイヤも用意されていることです。
このS-Worksブランドのラバーは、ブラックとタンの2色が目撃されており、バルブ付近にS-Worksのロゴを収めたシルバーの背景と、Turbo RapidAirと同じトレッドパターンが採用されています。
訳者まとめ:チューブレスがスタンダードの時代に……?
ついにROVALもチューブレスになりそう、ということで今後チューブレスがスタンダードの時代が到来しそうです。
各社チューブレスのハイエンドタイヤも揃えてきてますし……。
コンチネンタルの新型チューブレスタイヤ「GP5000S TR」の海外インプレ~「ほぼ」チューブレスタイヤの決定版~
主張をひっくり返してまで使ったクリンチャーを再度ひっくり返すまでホイール、タイヤのシステムを煮詰めてこれているというのが現状でしょうか。
小生自身もチューブレスでの運用をしていますが、確かにメリットは大きいです。
パンクのリスクは少ないし、空気入れる回数も減ったし、乗り心地と転がりを両立できてます。
重量とセッティングのめんどくささにだけ目を瞑れば、クリンチャーのいっちゃんええヤツとでも互角の勝負ができます。
GOODYEARの最新ハイエンドタイヤ「EAGLE F1 Supersports Tubeless」のインプレ
小生のようなセルフメンテナンスローディーと違ってプロなんかは専属のメカニックがいますし、効果は大きいはずです。
このままチューブレスが主流になっていくんだろうなぁ、という感じです。
チューブレスは控えめに言っていいのでこのまま流行ってほしくはあります笑