どうも、せんちゃんです。
今日はここ最近のロードバイク界隈のニュースで最も熱くなったコレをご紹介。
小生も駆るBianchi、現存する最古の自転車ブランドとして今まで積み重ねてきた勝利は数知れず、ファウスト・コッピ、フェリーチェ・ジモンディ、マルコ・パンターニ、エフゲニー・ベルツィン、ヤン・ウルリッヒ、そして最近はプリモシュ・ログリッチやディラン・フルーネウェーヘンといった名選手とともに伝説を作ってきたバイクブランドの次なる一台がコレだ。
bianchi sprint (ビアンキ・スプリント)
文章は公式サイトのやつをガバガバ翻訳(してたら日本語版が出た、楽しかったからよしとしましょう)
原文はコレ!
https://www.bianchi.com/nl/focuson/sprint-440837
こちらは答え合わせ
──象徴の帰還──ビアンキ・スプリントの紹介
1970年代に発売された初代ビアンキ・スプリントは時代のライダーに愛された。そして、今でも自転車の歴史の中の象徴的な一台として憧憬されている。
そして、新しいスプリントも初代のスプリントと同じ性格のバイクとして開発された──これは新しく競技自転車の世界へとやってくる人々のためのレーシング・カーボンバイクだ。
選択の幅を広げるため、我々はこの新しいスプリントをディスクブレーキとリムブレーキの両方のバージョンで開発している。
手の届きやすいパフォーマンス
このバイクはビアンキのレーシング・カテゴリーに位置付けられ、競技自転車の新たなる旅路へと進むもうとしている者達のために開発されている。
このバイクにはどんな妥協点も存在しない;これはシャープに造型された美しいカーボンバイクだ。我々は検討に検討を重ね、滑らかで明瞭なラインとレーシーで攻撃的なスタイルを両立させた。
レース・レディ
このカーボンバイクはレースに特化した攻撃的なジオメトリ──ダウンヒルでのアタックに追随し、逃げを打ち、レース中盤のスプリントをするための──ものとして作られている。
もしもあなたが定期的にスポーツとして、長距離を走る、或いはグランフォンドに挑戦する、ないしは積極的にクリテリウムやロードレースに参加するのであれば、このバイクは努力した分だけあなたを遠くに連れていってくれることだろう。
フルカーボン・フォーク
このフォークはあなたに素晴らしいクライミング性能と敏速なコーナリングを提供するために軽量に作られている。
ディテールの注目ポイント
小さいが、重要なエアロダイナミクスを追求したポイントとして、ヘッドチューブは初代スプリントのレースのDNAを受け継いでいる。
タイヤクリアランス
スプリントのフレームは転がり抵抗やスピードに影響を及ぼすことなく快適性やグリップを向上させるために、太いタイヤにも対応している。
ディスクブレーキモデルでは700×32c キャリパーブレーキモデルでは700×28cまでのタイヤを使うことが出来る。
削減の美学
チェーンステー、フォークブレード、そしてトップ、ダウンの二つのチューブには微かながらもビアンキのロゴが繰り返されて入っており──色彩のコントラストの一つの事実として──普段のように二つのカラーリングが選べるようになっている。
ビアンキの象徴であるチェレステは一つではメインカラーとして、もう一つではアクセントとして使われている。
ケーブルの内装にも対応しており、いつでも愛車を美しく削ぎ落とされたスタイルを持ったものとして保つことを可能にしている。
このバイクはチェレステとブラックの二つのパターンを用意してある。
スペック
フルカーボン・モノコックフレーム&フォーク(UCI認証済み)
レーシング・ジオメトリー
電動・機械式双方に対応
エアロ・プロファイルを採用したヘッドチューブ
ケーブル内装仕様で1-1/8 1.4のテーパード・ヘッド
ボトムブラケットはPF86.4を採用
金属で補強されたドロップエンド部
フロントディレイラーは直付
シートクランプは内蔵でシートポストは27.2mmの円形
スプリント・ディスク
フラットマウントでスルーアクスルは12×100/140mm
32cのタイヤクリアランス
47-61の7つのサイズ
スプリント・キャリパーモデル
28cのタイヤクリアランス
44-61の8つのサイズ
2000ユーロからの新しいスプリントシリーズ
スプリントディスク
スラムフォースETAP AXS
SHIMANOアルテグラ、105
スプリント
SHIMANOアルテグラ、105
ビアンキ スプリントの重量
ショップの情報だと
50サイズのリムブレーキ版で8.6㎏
53サイズのディスクブレーキ版で9.0㎏ジャスト
まぁエントリーカーボンなら相応の重量です。
ただ、ビアンキの完成車はよほどのことがない限りパーツが微妙なので、取り敢えずホイール、サドル、シートポスト、ハンドル、ステムを総とっかえすればかなり軽くなると思います。
小生の雑感とまとめ
いやーついに来ましたビアンキのニューモデル!
最初にこれを見た時、なんだこのチェレステカラーのCANYON ULTIMATEは!とか、BMC? とかターマック! とか思った人は多いのではないかと思います(おいおい)
個人的にはスペシャリッシマがモデルチェンジでシートステーの接続位置をオフセットするのだと思っていましたが、まさかニューモデルでやるとは……
参照:https://overwhelming-growth.com/post-2768
モデルチェンジがやや遅いのがビアンキなので、楽しみにしていた方は多いのではないでしょうか、2000ユーロ(約25万)の価格帯なのでエントリー寄りのミドルグレードといったところでしょうか、既にあるアリアやインフィニートと被る価格帯ですね。エアロがアリア、エンデュランスがインテンソ、そしてバーサタイルなレーシングモデルがスプリントになるのでしょうね。
ま、これは小生の邪推ですが、これ、センプレの後継機ですよね(ニチャア)
エアロでもエンデュランスでもない、エントリーレーシングモデルということで、センプレより100g重いとは言え、見た目がこれなら気になりません。価格も以前のセンプレとほぼ同じ、キャリパー×105のモデルで228000円です。
価格もさることながら、これからレースに参加したい層に向けての訴求力バリ高いですコレ、はじめてのカーボンバイクにおすすめですね。重量はそんなに軽くない≒耐久性が高い、ということと、エンド部にアルミの補強がある、ということは破損の可能性を低くしてくれます。そうなれば輪行してレースに参加、車に積んでイベントに参加、とわざわざそれ用のアルミバイクを買うこともなく、一台で全て済ませることが出来るわけです。
というわけでこの「スプリント」ビアンキのバイクに乗りたい、となれば確実に候補に上がります。ディスクモデルは前後スルーアクスルでフラットマウント、最新の規格を採用しつつ、トレンドに合わせてタイヤのクリアランスも稼いだこのモデル、正直小生も欲しいです。
エアロな見た目にレース向きの性能、ビアンキでは珍しく?27.2 mm のシートポストを使用していてシートポストのオフセットとともに「しなり」を意識した作りで快適性も結構あるんじゃないかと思います。
エアロなオールラウンダーという見た目なので、エアロハンドル、ステムにセミディープなアルミ/カーボンホイールでカスタムすると走りと見た目を両立したバイクにカスタムできますね!