しばしば大きなレースの前には興味深いストーリーが見られることがあります。
今日、Uno-X男子チームのバスで、見かけたアレクサンドル・クリストフの自転車にはプロトタイプのUCIステッカーが貼られており、これが新しい、まだ発表されていないモデルであることを示していました。
正直なところ、プロトタイプのラベルがなくても、これは明らかに新しいマシンであり、プロペロトンで見た中で最も太いヘッドチューブの一つを持っており、新しいルールを活用していることがはっきりとわかります。
詳細はほとんどありません。
チームのメカニックは口を固く閉ざしていますが、写真からいくつかの情報を得ることができます。
明らかに、この自転車はエアロを唯一の目的としていることです。
チームはすでにエアロロードであるDare VSRuをオールラウンダーの役割や山岳ステージ用に使用しています。
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クリストフは56tのチェーンリングを1Xのセットアップで使用しており、これは平坦なステージでエアロとドライブトレインの効率のために大きなチェーンリングを使用するという、男子プロトンのトレンドを踏襲しています。
モデルの名前はまだ確定していませんが、ダウンチューブから「Velocity Ace」になることが示唆されています。
しかし、ハンドルバーは標準ではありません。
この自転車には新しいコックピットも搭載されている様子で、非常に深いトップセクションを持っていますが、クリストフが選んだ38cm幅の在庫は限られているため、彼は当面の間VSRuのバーを使用しています。
訳者まとめ:「マンボウ」感溢れる新世代エアロロード
市場のアレコレだったりチームからの要求だったりなんだりかんだりで「エアロオールラウンダー」で埋め尽くされる未来を予想していましたが、意外や意外、まだこんなエアロモンスターが出てくるものだと感心しております。
特にこのヘッドチューブはヤバいですね、近年のバイクはみんなここを縦に伸ばして空力を稼いでいたので見慣れてはいます。
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が、それにしてもデカすぎんだろ! とツッコミをいれたくなります。
クリストフ自身がでかいんでバイクもデカい、ヘッドチューブもデカいってのは分かりますがw