TOKENのハイエンドカーボンホイールventous zenith の実走インプレ

どうも、せんちゃんです。昨日は開封インプレ(と言っても大分前のですが)をさせてもらったホイール、今日は実走インプレの方を少々……

開封編はコチラに↓

https://overwhelming-growth.com/post-1078

やっぱりタイヤサイドのカラーが気になる……

暑くて途中でへばったので60kmちょい、本当はもっと走る気でいたのですが、あまりにも久しぶりの実走(ほぼ1ヶ月ぶり)に身体がついていきませんでした。恐ろしや旅行とインターン……ほぼ3週間潰れましたからね……なんのかんのと言っても久しぶりの実走には心が踊ります。

持ち上げてみて

うわっ軽っ! って改めて思います。ホイールだけで500g、チューブをtubolitoにしたので前後で50-60g、〆て550gは軽くなってますから、車重が全然違います。クソ重サドルバックくん(チェーンロック入り1.3kg)をつけてても軽いのが分かります。

こぎだし

なんやコレ! と驚く軽さ……は感じられず。変速の調整が完璧じゃないのでギアと噛んでギシギシ言ってます。しかしそれでもやや軽い感じがします。この辺は完璧に整ってからですね。

ブレーキング

はじめてのカーボンホイールなので心配してましたが、普通に効きます。クリアランスの問題でトーインしませんでしたが、そもそもシュー自体が柔らかいので(SHIMANOアルミ用シュー比)繊細なブレーキコントロールが可能です。しかし、やはりリム面の熱は気になります。200℃以上耐えられるチンココンチファイバーを使用しているとは言え、長いダウンヒルは当て効き禁止、こまめなブレーキングが求められます。もういっそ恐れを知らないダウンヒル巧者になるしかないかもしれないです(実際ビビりでダウンヒルは苦手中の苦手、グループライドもそこだけ遅れます。)そんなことは置いといて、ブレーキングの度に響く打ち上げ花火みたいなピュ~っという音が乙です。

平地巡航

これまでほぼ鉄下駄のアクシウムでの単独巡航に命をかけてきたので、軽量になった分、慣性のアシストを受けられないのはややきついものの、軽くなった分ギアとケイデンスを上げればなんとかなります。テスト時は三浦の海風を真っ向から受けての走りでしたが、なんかよくわからないけど、楽な感じがしました。エアロ効果かは分かりませんが、手抜き、もとい足抜きでペダリングしてもスピードが落ちないし、鍛えてあれば脚にも優しいので脚が残るホイールだと感じました。セッティングが完全には済んでいなかったのでなんとも言えませんが、それ如何では確実に速いホイールです。

かかり

ハブ内部はカンパとかフルクラムとかとおんなじ一般的なラチェット機構なのを説明書読んで知ってますが、かかりは結構良いんでないかと思います。試しに短い5%くらいの登り勾配でもがいてみましたが、なんとなくしなって「ため」とあわせて伸びるような加速感です。クセになりそう。

剛性感

ロード系ブログ界隈で有名なITさんが言うように「機材は相対評価」で「絶対的な『剛性』などは存在しない」ので敢えての『剛性感』です。確実に今まで使ってきた謎手組ホイールやアクシウムよりは「固い」ですが、恐らくレーゼロみたいなバチバチアルミホイールよかは柔いんじゃないかと思われます。

 普段より距離が無くても脚の疲労が大きかったし、踏みごたえもありました。ただ嫌~な固さではなく、「芯のある固さ」って感じで感触は非常に良かったです。ギアとチェーンが接触してなければもっと印象は良かったかも。

 ただ、このホイールは高いパワーをかけた時にこそ真価を発揮することは間違いありません。実際にストラバの1kmTT区間に差し掛かって低速で進入してから40km/hまで上げるべくトルクをかけた時は抜群の加速力を見せてくれました。

あれ? 俺こんなやれるっけ? みたいな、結局信号ストップを食らったのでPRは取れませんでしたが、あのままいけば確実に自己記録を更新していました。

登坂

登坂中も謎の加速感は継続、謎の加速感でアシスト自転車のようなふわふわ感、トルクを上手にかけると登っていく、みたいな……でもやっぱ高出力で踏み倒すぐらいの加速の時が一番ホイールが「生きてる」感覚アリ。

それでも地味~に脚を残して登れるのでトータルで速い、適当に走っても全力で周回した時よか若干遅い程度にとどまるスピード感です。

まとめ、軽さと絶妙な剛性感、空力性能が魅力的なレーシングホイール

取り敢えず暫定的にはこんな感じ、ダブルボトル+クソ重サドルバック君をつけてる限り軽さの恩恵は限定的ですが、車重自体は軽くなりました。

そしてこのホイールの魅力は空力性能と剛性感にあり、というところでしょうか、パワーライダーだと柔く感じるかも知れませんが、一般的なローディーであれば上手くまとまった「しなり」と「ため」によって予想以上に「進む感覚のある」ホイールになると思います。

購入は海外通販が安いです。

小生はPBKで買いましたが、時と場合によってはWiggleの方が安かったりするので、どちらも覗いてみることをお勧めします。

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